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Yamaha Day

Heritage ヤマハブランドの伝統

04 第1号製品「YA-1」 誕生

「やる以上は最高のものを」。常識破りの美しくスポーティなモデルで参入

第1号製品「YA-1」
「YA-1」の発売を知らせるリーフレット

「家電は白、オートバイは黒」が常識だった時代に、ヤマハ第1号製品の125cc「YA-1」は、スリムな車体に華やかなマルーンカラーを纏って市場に送り出された。
その外観と軽快な走りから「赤トンボ」の愛称で多くの人々の支持を受けた。
開発は独DKW社の「RT125」を手本に、変速機や操作ペダルに独自の機構を加えるなど果敢なチャレンジが行われた。
日本の大卒初任給が約1万円ほどだった時代に、ライバル車よりはるかに高額な13万8,000円という値付けがされたが、その価値が認められ、製造された3年間で約1万1,000台が販売された。

参照:Times of Yamaha

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YA-1

1990年ごろでしょうか、製造事業部はTPMの真盛り。受審に向けて、浜北工場の片隅でYA-1のレストアにも取り組んでいました。全分解して、部品を修理・再作成して、再塗装・再メッキして…。
当時、図面を探したけれど社内では見つけられず「日本楽器時代の開発だから発動機には図面がない」って話を聞き「マジか?」と思った。コミュニケーションプラザに沢山並ぶレストア車を見るたびに、「昔の図面はすべて揃ってるのかなー?」と思います。

今年のIPCの活動でつまようじアートを作っています。つまようじの先端に色を塗り、それを発泡スチロールに差し込んでひとつの絵に仕上げています。
今年の初めに、チームのみんなでどの絵を作ろうか話し合ったところ「YA-1にしよう」という方が多くいらっしゃいました。

「やっぱりヤマハと言えばYA-1じゃない?」という意見が多かったです。
それぐらい社員全員の思い入れが強く、常にヤマハの社員の心の中に存在続けている商品なんだなぁと実感しました。
反対する人なんて1人もいません。YA-1に即決でした!(笑)
僕らもつまようじアートを「やる以上は最高なものを」を合言葉に作り上げています。

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