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こたつねこ

ふと心温まるささやかな情景。「こたつねこ」のクラフトをお楽しみください。

日本の情景 シリーズ

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寒い冬、人も猫も仲良く暖ををとる…。
微笑ましい日本の冬ならではの身近な情景「こたつねこ」をペーパークラフトにしました。

こたつねこよもやま話

“犬はよろこび庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる”(※)
童謡「雪」でおなじみの詞です。冬の風物詩で日本ならではの暖房器具であるこたつ。もともとは室町時代に囲炉裏で火が消えかかった炭に紙衣(かみころも)という紙でできた着物を被せ、その上にやぐらと布団をかけて足の暖を取ったのが始まりとされています。さらに江戸時代には陶器の入れ物の中に炭を入れてこたつ自体が移動できるようになり、時代を経て昭和30年代に入るといよいよ電気こたつが登場します。発熱方法は変わってもそのスタイルは室町時代にも通じるというまさに日本伝統の暖房器具といえるでしょう。
さて、人間と同じように猫も寒い冬には暖かいところが大好きです。
まだ、台所にかまどがあった時代、猫は寒さをしのぐために火を消したかまどの余熱に惹かれて灰にまみれて暖をとっていたそうです。余程居心地が良かったのか、当時は冬になると見慣れた光景だったようで、俳句の世界では「竈猫(かまどねこ)」という言葉が冬の季語にもなっています。
かまどがこたつに変わっても、寒い冬に人間の近くで自分の居場所を見つけてうずくまる猫の姿は、いつの時代も変わらず心温まります。

※ 尋常小学唱歌「雪」より

データのダウンロードPDFデータ初出:2008年12月12日

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