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キアシガメ

名前のとおり、手足に黄色いウロコを持つ「キアシガメ」をペーパークラフト化

世界の希少動物シリーズ

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アマゾンに生きる希少動物たち No.3。アマゾンに生息するリクガメ科の仲間で最も大型の種である「キアシガメ」はレッドリストに危急種[VU]として登録されています。

名前のとおり、手足に黄色いウロコを持つ「キアシガメ」をペーパークラフトにしました。ダウンロードしてお楽しみください。

データのダウンロードPDFデータ初出:2005年3月1日

キアシガメ - 動物小事典

  • キアシガメ(リクガメ科)
  • Yellow Footed Tortoise
    Geochelone denticulata
  • 甲長 50~60cm
  • 2016年版レッドリストカテゴリー区分[VU]

キアシガメはリクガメ科の仲間で、アマゾンに生息するリクガメとしては最大の種です。甲羅の長さは50cmから60cmにまで成長し、なかには70cmを超える個体もあります。現在のところ最大の記録は82cmです。
甲羅の形状は全体的に縦に細長くドーム型で、色は黒褐色で、甲羅にオレンジか黄色に斑紋があります。同じリクガメ科のアカアシガメと姿が似ていますが、キアシガメは四肢、特に前足にその名のとおり黄色、またはオレンジ色のウロコ(アカアシガメの四肢のウロコは赤)が斑点状に斑紋状にあります。またキアシガメはきれいな楕円形をしており、甲羅の中央部がくびれているアカアシガメとの区別がつきます。
キアシガメの主食は植物で、果実と花を中心に木の葉や樹皮、草、キノコを食 べます。また脊椎動物の死肉や昆虫、カタツムリを食べることもあります。年に数回の産卵で一度に4~8個の卵を産みますが、繁殖期以外はオスもメスも基本的に単独で行動します。

生息地

キアシガメの生息地はガイアナ、スリナム、ベネズエラ、コロンビア、ブラジル、ボリビアなどの南米諸国の熱帯雨林で、オリノコ川、アマゾン川の上流域にまで及んでいます。めったなことでは森の外に出てきません。
その森林の伐採と食用の捕獲によって個体数が減少しています。現在ワシントン条約で全てのリクガメの商取引が規制されていますが、リクガメは人気が高く、ペット用として繁殖させた個体や野生の個体が合法的・非合法的に大量に国際取引されているのが現状です。

レッドリストとは

レッドリストは、世界各地で絶滅のおそれのある様々な野生生物を種別にとりあげ、個々の状況を示したリストで、IUCN(世界自然保護連合)によってまとめられました。

生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を評価し表のように仕分けたもので、規制等の法律上の効果を持つものではありません。けれども、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めていくための、基礎的な資料として広く活用されています。 日本では環境省がこのレッドリストの仕分けを参考として日本国内の野生生物を対象に、日本版のレッドデータブックを作成しています。

2016年版レッドリスト・カテゴリー区分
絶滅種 EX 最後の個体が死んだもの
野生絶滅種 EW 野生の個体が絶滅しているもの
近絶滅種 CR 絶滅のおそれがきわめて高い種
絶滅危惧種 EN 絶滅のおそれが高い種
危急種 VU 絶滅のおそれがある種
近危急種 NT すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種
低危険種 LC 近い将来絶滅に瀕する見込みが低い種
情報不足種 DD 絶滅のおそれがあるかもしれないが、情報不足でどのカテゴリーにも入れられない種
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