本文へ進みます

ワオキツネザル

大きな目と長いしっぽ、体毛の配色が個性的な「ワオキツネザル」をペーパークラフト化

世界の希少動物シリーズ

シリーズのトップページへ

「ワオキツネザル」は、生息地であるマダガスカルの国を象徴するナショナル・アニマル(国獣)とされ、親しまれている動物です。「ワオキツネザル」はレッドリストに絶滅危惧種[EN]として登録されています。

大きな目と長いしっぽ、体毛の配色が個性的な「ワオキツネザル」をペーパークラフトにしました。ダウンロードしてお楽しみください。

データのダウンロードPDFデータ初出:2002年9月1日

ワオキツネザル - 動物小事典

  • ワオキツネザル(キツネザル科)
  • RING-TAILED LEMUR
    Lemur catta
  • 体長 40~43cm/体重 2~3kg
  • 2016年版レッドリストカテゴリー区分[EN]

ワオキツネザルはその名のとおりキツネザルの仲間で、体毛は背中が灰褐色で腹部は灰色。目と鼻の周りは黒色をしています。しかし最も特徴的なのは、長いしっぽで、 毛がふさふさとして白と黒の輪模様があり、これがワオキツネザルの「ワオ」=「輪尾」の語源となっています。 数頭~20数頭ほどの群れをつくって生活しています。オスの成獣は、自分のなわばりをマーキングするときや他のオスとケンカをする時にちょっと変わった行動をとります。手首のところに分泌腺があり、そこから独特のニオイがする液を出すのです。なわばりをつくるときは、それを木の枝などにこすりつけてマーキングし、またケンカの時には、自分のしっぽにこすりつけて、頭の上で波打つように振りかざして周囲にニオイを振りまき、相手を威嚇します。
これ以外にもワオキツネザルは他のキツネザルと違う習性がいくつかあります。他のキツネザルは主に木の枝を伝って移動するのに対して、ワオキツネザルは木から木だけではなく、しばしばしっぽをまっすぐ立てて4つ足で地面を歩いて移動します。さらに他のキツネザルは主に夜行性にもかかわらず、ワオキツネザルは朝夕の明るい時にも積極的に活動します。特に寒い冬は日中太陽に向かって日光浴をするというユーモラスな習性が見られます。
果物や木の葉、花、草を主食とし、他にもカメレオンなどを食べることもあります。 なお、採食の際にはメスがオスを追い払ってしまうこともある女性上位的な一面もあります。

生息地

ワオキツネザルの生息地は、マダガスカル島南部の森や河辺の林などです。国を象徴するナショナル・アニマル(国獣)に指定され親しまれています。かつてマダガスカル島には多くのキツネザルたちが生息していましたが、人間による森林伐採や、家畜の放牧による草地の拡大などが主な原因となってしまいました。現在、ワオキツネザルの個体数も減って、1~10万頭と推定されています。

分布: マダガスカル島南部

レッドリストとは

レッドリストは、世界各地で絶滅のおそれのある様々な野生生物を種別にとりあげ、個々の状況を示したリストで、IUCN(世界自然保護連合)によってまとめられました。

生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を評価し表のように仕分けたもので、規制等の法律上の効果を持つものではありません。けれども、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めていくための、基礎的な資料として広く活用されています。 日本では環境省がこのレッドリストの仕分けを参考として日本国内の野生生物を対象に、日本版のレッドデータブックを作成しています。

2016年版レッドリスト・カテゴリー区分
絶滅種 EX 最後の個体が死んだもの
野生絶滅種 EW 野生の個体が絶滅しているもの
近絶滅種 CR 絶滅のおそれがきわめて高い種
絶滅危惧種 EN 絶滅のおそれが高い種
危急種 VU 絶滅のおそれがある種
近危急種 NT すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種
低危険種 LC 近い将来絶滅に瀕する見込みが低い種
情報不足種 DD 絶滅のおそれがあるかもしれないが、情報不足でどのカテゴリーにも入れられない種
ページ
先頭へ