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マレーバク

悪い夢を食べてくれるという言い伝えがある「マレーバク」をペーパークラフト化

世界の希少動物シリーズ

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白と黒の鮮やかなコントラストが特徴的な「マレーバク」。世界に生息する4種類のバクの中では最も大型です。 「マレーバク」はレッドリストに絶滅危惧種[EN]として登録されています。

悪い夢を食べるという言い伝えのある「マレーバク」をペーパークラフトにしました。ダウンロードしてお楽しみください。

データのダウンロードPDFデータ初出:2001年6月1日

マレーバク - 動物小事典

  • マレーバク(バク科)
  • MALAYAN TAPIR
    Tapirus indicus
  • 体長 180~250cm/体重 250~300kg/尾長 5~10cm
  • 2016年版レッドリストカテゴリー区分[EN]

マレーバクは世界に生息する4種類のバク(マレーバク、ベアードバク、ヤマバク、ブラジルバク)の中では最も大型で、体長は2メートル以上になり、体重も250キロを超えます。唯一アジアに生息しているバクです。
マレーバクの特徴はなんといっても白黒2色にくっきり分かれた身体。ずんぐりとした胴体と短いしっぽと相まってユーモラスな印象を与えます。長くて、よく動く鼻は上唇と一体化していて、ゾウの鼻とよく似た構造になっています。
夜行性なので、夜暗くなってから活動します。木の葉は芽、水草などの植物を鼻先を上手に使って食べます。
マレーバクは通常、単独か親子で生活します。妊娠期間は約13カ月で、生まれた子供はタテに縞模様(しまもよう)があり、この模様は約半年で消えます。
バクは古くからアジア諸国で人の悪い夢を食べる動物とされてきました。特にタイではマレーバクはお釈迦様が乗る動物ともいわれ、胴回りの白い部分はお釈迦様が乗った鞍の跡だという伝説もあり、古くから神聖な動物とされてきたのです。

生息地

マレーバクはその名のとおり、マレー半島やミャンマー、タイの南部、カンボジア、ベトナム、スマトラ島の森林に生息しています。湖や河川といった水辺を好み、泳ぎがとても上手です。個体数が減った原因としては、なによりも生息地である森林が開発によって激減したことがあげられます。現在の全個体数は不明です。保護はされていますが安心はできません。

分布: マレー半島からスマトラ島

レッドリストとは

レッドリストは、世界各地で絶滅のおそれのある様々な野生生物を種別にとりあげ、個々の状況を示したリストで、IUCN(世界自然保護連合)によってまとめられました。

生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を評価し表のように仕分けたもので、規制等の法律上の効果を持つものではありません。けれども、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めていくための、基礎的な資料として広く活用されています。 日本では環境省がこのレッドリストの仕分けを参考として日本国内の野生生物を対象に、日本版のレッドデータブックを作成しています。

2016年版レッドリスト・カテゴリー区分
絶滅種 EX 最後の個体が死んだもの
野生絶滅種 EW 野生の個体が絶滅しているもの
近絶滅種 CR 絶滅のおそれがきわめて高い種
絶滅危惧種 EN 絶滅のおそれが高い種
危急種 VU 絶滅のおそれがある種
近危急種 NT すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種
低危険種 LC 近い将来絶滅に瀕する見込みが低い種
情報不足種 DD 絶滅のおそれがあるかもしれないが、情報不足でどのカテゴリーにも入れられない種
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