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タテガミナマケモノ

木の上でのんびり暮らすおとなしい動物「タテガミナマケモノ」をペーパークラフト化

世界の希少動物シリーズ

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「タテガミナマケモノ」は黒いタテガミがトレードマーク。木の上でのんびり暮らすおとなしい動物です。 「タテガミナマケモノ」はレッドリストに危急種[VU]として登録されています。

愛嬌(あいきょう)たっぷりの「タテガミナマケモノ」をペーパークラフトにしました。ダウンロードしてお楽しみください。

データのダウンロードPDFデータ初出:2001年7月1日

タテガミナマケモノ - 動物小事典

  • タテガミナマケモノ(ミユビナマケモノ科)
  • MANED SLOTH
    Bradypus torquatus
  • 体長 40~50cm/体重 3.6~4.5kg/尾長 3~7cm
  • 2016年版レッドリストカテゴリー区分[VU]

タテガミナマケモノは前足の指が3本ある「ミユビナマケモノ科」の一種です。夜行性で、指先の鋭く長いカギ状になった爪で木の枝にぶら下がり、木の葉を主食としています。
身体的な特徴は、後足よりも長い前足と、愛嬌(あいきょう)のある小さな丸顔、そしてゴワゴワした灰褐色(はいかっしょく)の体毛です。そして最大の特徴は名前どおり首と頭に生えた、体毛とは異なる色の、長く黒い毛のタテガミです。また首は270度も回転します。首を動かすだけで周りの木の葉や花、芽などを食べられるようになっているのです。
タテガミナマケモノが食べる物は栄養の高くない植物に限られています。それでも栄養に不足はありません。いくつにもくびれた複雑な構造の胃と、消化管内に常在しているバクテリアの働きによって、ムダなく消化吸収ができるからです。
排泄の方法も変わっていて、特定の木の根本に穴を掘って、週に一度だけそこに糞をするのです。
タテガミナマケモノは120~180日間の妊娠期間の後、子供を一匹出産します。まだ小さく自由に動けない子供は、6~9カ月の間、コアラのように母親の腕に大切に抱かれて育てられます。ナマケモノは全身の筋肉が少ないために動作は鈍く、一生の大半を木からぶら下がって暮らします。地上での動きは非常に遅いのですが、意外なことに泳ぎは得意です。

生息地

タテガミナマケモノは、ブラジル南部の大西洋岸沿いの森林地帯に生息しています。しかし森林伐採によって絶滅の危機にさらされています。さらに、野焼きや山火事も個体数減少の理由とされ、焼け跡から焼死体が発見されることも珍しくありません。また食用、薬用、ペットにするために捕獲もされています。現在タテガミナマケモノの詳細な数は不明ですが、その保護が急がれています。

分布: ブラジル南部の大西洋岸沿いの森林地帯

レッドリストとは

レッドリストは、世界各地で絶滅のおそれのある様々な野生生物を種別にとりあげ、個々の状況を示したリストで、IUCN(世界自然保護連合)によってまとめられました。

生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を評価し表のように仕分けたもので、規制等の法律上の効果を持つものではありません。けれども、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めていくための、基礎的な資料として広く活用されています。 日本では環境省がこのレッドリストの仕分けを参考として日本国内の野生生物を対象に、日本版のレッドデータブックを作成しています。

2016年版レッドリスト・カテゴリー区分
絶滅種 EX 最後の個体が死んだもの
野生絶滅種 EW 野生の個体が絶滅しているもの
近絶滅種 CR 絶滅のおそれがきわめて高い種
絶滅危惧種 EN 絶滅のおそれが高い種
危急種 VU 絶滅のおそれがある種
近危急種 NT すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種
低危険種 LC 近い将来絶滅に瀕する見込みが低い種
情報不足種 DD 絶滅のおそれがあるかもしれないが、情報不足でどのカテゴリーにも入れられない種
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