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フェルナンデスオットセイ

スマートなスタイルが特徴的な「フェルナンデスオットセイ」をペーパークラフト化

世界の希少動物シリーズ

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「フェルナンデスオットセイ」は、南米・チリの沖合の島にしか生息していない希少動物です。スマートなスタイルが特徴的な「フェルナンデスオットセイ」はレッドリストに低危険種[LC]として登録されています。

愛らしい目とスマートな体形。南海の海で暮らす「フェルナンデスオットセイ」をペーパークラフトにしました。ダウンロードしてお楽しみください。

データのダウンロードPDFデータ初出:2003年11月1日

フェルナンデスオットセイ - 動物小事典

  • フェルナンデスオットセイ(アシカ科)
  • JUAN FERNANDEZ FUR SEAL
    Arctocephalus philippii
  • 体長 150~200cm(オス)140cm(メス)/体重 140kg(オス)40kg(メス)
  • 2016年版レッドリストカテゴリー区分[LC]

フェルナンデスオットセイはアシカ科の仲間です。ずんぐりとした体型が多いアシカの中では比較的スマートな体型をしています。鼻先も長く、面長に見えるのが特徴です。身体の色は黒褐色をしており、成獣となったオスには頭から肩にかけて灰色のたてがみが生え揃っています。
フェルナンデスオットセイの名の由来は、生息が確認された17世紀、フアン・フェルナンデス諸島という島の名前から名付けられました。
この島はイギリスの小説家ダニエル・デフォーによって書かれた「ロビンソン・ クルーソー漂流記」の舞台としても知られています。
フェルナンデスオットセイは、海に面した洞窟や崖下、大きな岩がある海岸などで群れを成して生活します。冬から春にかけては、海流に乗って小規模な回遊をしているようです。主食は魚やイカで、時にはロブスターも食べるといわれています。繁殖期は11月以降で、末から12月初頭に子供を出産します。

生息地

フェルナンデスオットセイの生息地フアン・フェルナンデス諸島は、南米・チリ沿岸から約700キロ沖に浮かぶ群島です。現在では諸島の一部が「ロビンソン・クルーソー島」と改名され、観光客も訪れており、フェルナンデスオットセイの姿を見ることもできます。
1683年、このフアン・フェルナンデス諸島を訪れたイギリスのウィリアム・ダンピアーは「湾内といわず岩の上といわず、すべてオットセイで埋め尽くされていた」と書き記しており、当時は数百万頭のフェルナンデスオットセイが生息していたようです。
しかしその後、毛皮を得るためなどの目的で大規模なオットセイ狩りが始まり、130年の間におよそ400万頭が捕獲され、19世紀末までに絶滅したと考えられていましたが、1965年に200頭が再発見されました。現在は保護活動の結果、約4000頭まで回復しています。

分布: フェルナンデスオットセイの生息地フアン・フェルナンデス諸島は、南米・チリ沿岸から約700キロ沖に浮かぶ群島です。

レッドリストとは

レッドリストは、世界各地で絶滅のおそれのある様々な野生生物を種別にとりあげ、個々の状況を示したリストで、IUCN(世界自然保護連合)によってまとめられました。

生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を評価し表のように仕分けたもので、規制等の法律上の効果を持つものではありません。けれども、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めていくための、基礎的な資料として広く活用されています。 日本では環境省がこのレッドリストの仕分けを参考として日本国内の野生生物を対象に、日本版のレッドデータブックを作成しています。

2016年版レッドリスト・カテゴリー区分
絶滅種 EX 最後の個体が死んだもの
野生絶滅種 EW 野生の個体が絶滅しているもの
近絶滅種 CR 絶滅のおそれがきわめて高い種
絶滅危惧種 EN 絶滅のおそれが高い種
危急種 VU 絶滅のおそれがある種
近危急種 NT すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種
低危険種 LC 近い将来絶滅に瀕する見込みが低い種
情報不足種 DD 絶滅のおそれがあるかもしれないが、情報不足でどのカテゴリーにも入れられない種
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