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ジャイアントパンダ

ヌイグルミのような愛嬌のある姿の「ジャイアントパンダ」をペーパークラフト化

世界の希少動物シリーズ

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WWFのシンボルマークにも採用されている「ジャイアントパンダ」。ヌイグルミのような愛嬌のある姿と仕草は、世界中の人たちに知られ、愛されています。「ジャイアントパンダ」はレッドリストに絶滅危惧種[EN]として登録されています。

他の動物にはない白と黒の体色が特徴的な「ジャイアントパンダ」をペーパークラフトにしました。ダウンロードしてお楽しみください。

データのダウンロードPDFデータ初出:2003年6月1日

ジャイアントパンダ - 動物小事典

  • ジャイアントパンダ(クマ科)
  • GIANT PANDA
    Ailuropoda melanoleuca
  • 体長 120~150cm/尾長 10~15cm/体重 90~100kg
  • 2016年版レッドリストカテゴリー区分[EN]

日本でも人気の高いジャイアントパンダは、クマ科の動物だけに体型はクマそっくりです。目のまわり、耳、鼻面、前足、肩、後脚が黒く、他の部分は白いという、他の動物にはないインパクトのある姿をしています。人目の少ない中国の深い山間部に生息していましたが、1869年にフランスのダヴィド神父によってヨーロッパにその存在が紹介され、非常に大きな反響を呼びました。名前が知られて人気が出たのはそれ以降になります。現在では愛嬌のある姿と仕草から日本はもちろん世界中で愛されています。
ジャイアントパンダの主食は竹や笹の葉がほとんどで、極めてまれに小動物も食べます。食肉目に分類されますが、食物のほとんどは植物です。しかし消化器の消化効率は悪く、糞の中には食べたものがほとんど原型をとどめた状態で排出されます。ジャイアントパンダはほとんど単独で行動し、1日の大半を採食のために費やします。出産は一度に1~2頭で、生まれた子供は100~150gしかなく、体毛は真っ白で、黒いぶちはありません。目が開くまで1ヵ月~2ヵ月もかかり、6ヵ月で乳離れ、12ヵ月で独立するといわれています。

生息地

ジャイアントパンダは中国の四川省(しせんしょう)をはじめ、甘粛省(かんしゅくしょう)・陜西省(せんせいしょう)の海抜1300~3500mの高地のササやタケの多い森林に生息しています。1980年代から行われている調査・保護活動によると、800から1200頭が確認され、個体数の変化はあまりないといわれています。この原因は中国政府の開放政策以降の伐採と開発、密猟による被害であるといわれています。こうした理由に加えて、もともと繁殖率が低い上に、母パンダが子育てに専念しないという性質も原因のひとつとされています。現在は保護活動の他に、人工授精などによる繁殖も試みられています。

分布: 中国の四川省をはじめ、甘粛省・陜西省の海抜1300~3500mの高地のササやタケの多い森林

レッドリストとは

レッドリストは、世界各地で絶滅のおそれのある様々な野生生物を種別にとりあげ、個々の状況を示したリストで、IUCN(世界自然保護連合)によってまとめられました。

生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を評価し表のように仕分けたもので、規制等の法律上の効果を持つものではありません。けれども、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めていくための、基礎的な資料として広く活用されています。 日本では環境省がこのレッドリストの仕分けを参考として日本国内の野生生物を対象に、日本版のレッドデータブックを作成しています。

2016年版レッドリスト・カテゴリー区分
絶滅種 EX 最後の個体が死んだもの
野生絶滅種 EW 野生の個体が絶滅しているもの
近絶滅種 CR 絶滅のおそれがきわめて高い種
絶滅危惧種 EN 絶滅のおそれが高い種
危急種 VU 絶滅のおそれがある種
近危急種 NT すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種
低危険種 LC 近い将来絶滅に瀕する見込みが低い種
情報不足種 DD 絶滅のおそれがあるかもしれないが、情報不足でどのカテゴリーにも入れられない種
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