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オカピ

独特な体の模様が特徴的な「オカピ」をペーパークラフト化

世界の希少動物シリーズ

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世界三大珍獣のひとつ「オカピ」は、動物の進化の過程を解明する手がかりとなる珍しい動物です。独特な体の模様が特徴的な「オカピ」はレッドリストに絶滅危惧種[EN]として登録されています。

独特な体の模様が特徴的な、世界でも珍しい動物「オカピ」をペーパークラフトにしました。ダウンロードしてお楽しみください。

データのダウンロードPDFデータ初出:2003年8月1日

オカピ - 動物小事典

  • オカピ(キリン科)
  • OKAPI
    Okapia johnstoni
  • 体長 190~200cm/体高 150~170cm/体重 210~250kg
  • 2016年版レッドリストカテゴリー区分[EN]

オカピは今から約100年前の1901年にイギリスの探検家ハリー・ジョンストンによって発見され、コビトカバ、ジャイアントパンダと並んで“世界三大珍獣”と呼ばれています。
身体的な特徴は、なんといってもその身体の模様です。黒に近い茶褐色の身体にシマウマそっくりの脚、そして身体の体型・大きさ。これらからオカピは一見ウマのようにも見えますが、研究の結果、後頭部の中に“ワンダーネット”という網状の血管があり、これがキリンにしかない特徴であることからキリンの仲間であることが分かりました。他にも皮膚で覆われた角(オス・メス共に角はあるがオスだけ露出する)などもキリンと同じ特徴です。こうしてオカピは「キリンが今のような長い首に進化する以前の姿をとどめている唯一の動物」として、世界中で話題になったのです。
オカピの主食は木の葉で、長い舌を伸ばして自分の身長よりも高い位置の葉を食べます。一般的に夜行性ですが、周囲に敵がいないときは昼間も活動するようです。
オカピは群れをつくらず、単独もしくはつがいで活動します。400日程の妊娠期間の後、一頭の子供が生まれます。約半年で乳離れし、オスの角は1~3歳までに成長します。

生息地

オカピの生息地はアフリカのコンゴ民主共和国北部の低地熱帯雨林に限られています。発見された当初から個体数が少なかったオカピですが、現在では世界の多くの動物園で種の保存が行われています。ちなみに“オカピ”とは、先住民のピグミー族が名付けた名で“森の馬”という意味です。

分布: アフリカのコンゴ民主共和国北部の低地熱帯雨林。

レッドリストとは

レッドリストは、世界各地で絶滅のおそれのある様々な野生生物を種別にとりあげ、個々の状況を示したリストで、IUCN(世界自然保護連合)によってまとめられました。

生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を評価し表のように仕分けたもので、規制等の法律上の効果を持つものではありません。けれども、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めていくための、基礎的な資料として広く活用されています。 日本では環境省がこのレッドリストの仕分けを参考として日本国内の野生生物を対象に、日本版のレッドデータブックを作成しています。

2016年版レッドリスト・カテゴリー区分
絶滅種 EX 最後の個体が死んだもの
野生絶滅種 EW 野生の個体が絶滅しているもの
近絶滅種 CR 絶滅のおそれがきわめて高い種
絶滅危惧種 EN 絶滅のおそれが高い種
危急種 VU 絶滅のおそれがある種
近危急種 NT すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種
低危険種 LC 近い将来絶滅に瀕する見込みが低い種
情報不足種 DD 絶滅のおそれがあるかもしれないが、情報不足でどのカテゴリーにも入れられない種
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