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スミレコンゴウインコ

インコの中で最も大きく、コバルトブルーの身体が美しい「スミレコンゴウインコ」をペーパークラフト化

世界の希少動物シリーズ

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アマゾンに生きる希少動物たち No.5。インコの中でも最も大型の種である「スミレコンゴウインコ」はレッドリストに危急種[VU]として登録されています。

コバルトブルーの身体が美しい「スミレコンゴウインコ」をペーパークラフトにしました。ダウンロードしてお楽しみください。

データのダウンロードPDFデータ初出:2005年6月1日

スミレコンゴウインコ - 動物小事典

  • スミレコンゴウインコ(インコ科)
  • Hyacinth Macaw
    Anodorhynchus hyacinthinus
  • 全長 100cm/体重 1.5kg
  • 2016年版レッドリストカテゴリー区分[VU]

スミレコンゴウインコはインコ仲間の中でも最も大きく、鮮やかなコバルトブルーの身体と黄色い眼の周りとくちばしの付け根が鮮烈な印象を与えます。また長い尾と大きく鋭いくちばしも特徴です。
スミレコンゴウインコはヤシの実を主食にしています。くちばしを使って固いヤシの実を砕いて実を食べ、中の液を飲むのです。(1羽で1日350個も食べるといわれています)一般的に木の上で食事をとりますが、地面に落ちた果物や木の実を拾うために地上に降りてくることもあります。
つがいもしくは少数の家族単位で活動します。河川流域のヤシの木などの樹木の幹の穴に巣をつくり、そこに一度で2~3個の卵を産み育て、雛は一般的に4ヵ月ほどで巣立ちます。

生息地

生息地は南アメリカのブラジル中部の森林地帯や湿地林です。一般的に同じ土地に住み続ける定住性の性質を持っていますが、食物を求めて長距離を移動することも確認されています。
スミレコンゴウインコはペットとして取り引きされたり、その美しいブルーの羽根から装飾品の材料や剥製などの標的として、さらに食用としはて乱獲され続け、1980年代には1万羽もの数が取引されたと推定されています。また、農地開拓などのために森林が伐採され、住むところを追われてしまった事も原因と考えられています。現在、野生種としては個体数が2,500~10,000羽程度まで減少してしまいました。こうした状況からブラジル政府では国をあげての保護活動が展開されています。

レッドリストとは

レッドリストは、世界各地で絶滅のおそれのある様々な野生生物を種別にとりあげ、個々の状況を示したリストで、IUCN(世界自然保護連合)によってまとめられました。

生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を評価し表のように仕分けたもので、規制等の法律上の効果を持つものではありません。けれども、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めていくための、基礎的な資料として広く活用されています。 日本では環境省がこのレッドリストの仕分けを参考として日本国内の野生生物を対象に、日本版のレッドデータブックを作成しています。

2016年版レッドリスト・カテゴリー区分
絶滅種 EX 最後の個体が死んだもの
野生絶滅種 EW 野生の個体が絶滅しているもの
近絶滅種 CR 絶滅のおそれがきわめて高い種
絶滅危惧種 EN 絶滅のおそれが高い種
危急種 VU 絶滅のおそれがある種
近危急種 NT すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種
低危険種 LC 近い将来絶滅に瀕する見込みが低い種
情報不足種 DD 絶滅のおそれがあるかもしれないが、情報不足でどのカテゴリーにも入れられない種
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