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オオワシ

大きな翼と鋭いくちばし。日本最大の猛禽類「オオワシ」をペーパークラフト化

世界の希少動物シリーズ

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日本最大の猛禽類「オオワシ」は、毎年ロシアと日本を行き来する渡り鳥でもあります。雄々しい姿が魅力的な「オオワシ」はレッドリストに危急種[VU]として登録されています。

大きな翼と鋭いくちばし。日本最大の猛禽類「オオワシ」をペーパークラフトにしました。ダウンロードしてお楽しみください。

データのダウンロードPDFデータ初出:2003年10月1日

オオワシ - 動物小事典

  • オオワシ(タカ科)
  • STELLER'S SEA EAGLE
    Haliaeetus pelagicus
  • 体長 88~94cm/翼開長 220~250cm/体重 4.9~9kg
  • 2016年版レッドリストカテゴリー区分[VU]

オオワシは猛禽類の一種でタカ科に属しています。身体は黒褐色の羽に覆われ、翼の一部と尾羽はくさび型で白色、そしてカギ型の大きなくちばしは鮮やかなオレンジがかった黄色をしています。タカ科の中でも大型の種で、翼を広げると2メートルを超え、日本で目撃される猛禽類の中では最大の大きさを誇ります。自分の体重の半分もある獲物を捕まえたまま楽々と空を飛ぶことができるのもこの大きな翼のおかげです。上昇気流に乗って、長い時間羽ばたかずに飛ぶこともできます。
主食はサケやマスなどの大型の川魚で、人間の6倍以上の視力といわれている眼で上空を旋回しながら獲物を探し、川の中の獲物を見つけると一気に急降下して鋭い爪で捕獲します。魚の他には水鳥や子ジカ・ウサギ、アザラシの死体なども食べます。
オオワシは一夫一妻で繁殖し、主食である魚の捕れる海岸や川辺の周辺に皿形の巣をつくり、春に1~3つの卵を産みます。卵は約1ヶ月ほど暖められた後に、全身灰褐色の毛に覆われたヒナが生まれます。

生息地

オオワシは主にロシア北部のアムール川下流域、オホーツク海沿岸、カムチャッカ半島やサハリン北部などの林などで生息・繁殖し、冬の訪れとともに北海道や東北地方に渡来して冬を越します。
開発による森林の減少などにより個体数が減少しており、日本の環境省ではロシアと共同して調査をすすめています。オオワシに電波発信機を取り付け、人工衛星による“渡りルート”を追跡、中継地を明らかにして保護活動の助けとなる調査を行っています。また狩猟後に放置されたシカの死肉を食べたことによる中毒死(鉛弾によるもの)も昨今問題になっており、対策が急がれています。

分布: 主にロシア北部のアムール川下流域、オホーツク海沿岸、カムチャッカ半島やサハリン北部などの林などで生息・繁殖し、冬の訪れとともに北海道や東北地方に渡来して冬を越します。

レッドリストとは

レッドリストは、世界各地で絶滅のおそれのある様々な野生生物を種別にとりあげ、個々の状況を示したリストで、IUCN(世界自然保護連合)によってまとめられました。

生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を評価し表のように仕分けたもので、規制等の法律上の効果を持つものではありません。けれども、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めていくための、基礎的な資料として広く活用されています。 日本では環境省がこのレッドリストの仕分けを参考として日本国内の野生生物を対象に、日本版のレッドデータブックを作成しています。

2016年版レッドリスト・カテゴリー区分
絶滅種 EX 最後の個体が死んだもの
野生絶滅種 EW 野生の個体が絶滅しているもの
近絶滅種 CR 絶滅のおそれがきわめて高い種
絶滅危惧種 EN 絶滅のおそれが高い種
危急種 VU 絶滅のおそれがある種
近危急種 NT すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種
低危険種 LC 近い将来絶滅に瀕する見込みが低い種
情報不足種 DD 絶滅のおそれがあるかもしれないが、情報不足でどのカテゴリーにも入れられない種
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