本文へ進みます

ホッキョクグマ

陸上に生息する肉食獣の中でも最も大きい「ホッキョクグマ」をペーパークラフト化

世界の希少動物シリーズ

シリーズのトップページへ

「ホッキョクグマ」は陸上に生息する動物としては、ヒグマとともに最も大きな肉食獣です。その名のとおり、北極地方にしか生息しないクマです。「ホッキョクグマ」はレッドリストに危急種[VU]として登録されています。

大きな身体に真っ白な毛を持つ「ホッキョクグマ」をペーパークラフトにしました。ダウンロードしてお楽しみください。

データのダウンロードPDFデータ初出:2001年9月1日

ホッキョクグマ - 動物小事典

  • ホッキョクグマ(クマ科)
  • POLAR BEAR
    Thalarctos maritimus
  • 体長 2~2.5m/体重 300~800kg(オス)150~300kg(メス)
  • 2016年版レッドリストカテゴリー区分[VU]

ホッキョクグマは現存する陸上の肉食獣としては、ヒグマとともに最も大きな動物です。オスの成獣は体長2~2.5メートル、体重420~500キロになり、特例として800キロという記録もあります。日本に生息するヒグマが大きいもので300キロほどといいますから、いかに大きいか想像できるでしょう。
他のクマと異なる特徴は、体格に比べて頭が小さく首が細長くなっている点や、足の裏にも毛が生えていて、氷の上を歩いても滑りにくくなっていることです。
ホッキョクグマはシロクマと呼ばれるように全身真っ白か、薄い黄色または薄い茶色の毛で覆われています。この白い体毛に、北極の厳しい寒さの中でホッキョクグマの身体が凍りつかない秘密があるのです。1つは、体温が外に逃げない役目を果たしています。また2つめ、この体毛は水をはじきやすくなっており、海中に潜っても、身震いするだけで簡単に水をはじき飛ばします。
さらにホッキョクグマは、他のクマに比べて皮下脂肪が多く、体温を保持しやすい身体になっていることも寒さに強い理由です。
主食はアザラシ。他にセイウチや魚です。泳ぎが得意なので、しばしば自ら海に入って捕らえます。春になると海岸部から内陸部へ移動して、植物や鳥、時にはトナカイを食べることもあります。
通常、冬眠はしませんが、妊娠したメスだけは雪の下に巣穴をつくってこもり、1月頃にその中で体重800グラムほどの子供を1~2匹産みます。

生息地

ホッキョクグマの生息地はその名のとおり北極地方です。北極海に浮かぶ流氷上や島、大陸沿岸に生息します。1940年代の後半から近代的な装備による狩猟が盛んになり、ホッキョクグマは減るばかりでした。1976年、ホッキョクグマの生息する5か国が保護協定を発動させ、足なみをそろえて保護を始めてから個体数は回復に向かい、現在は24000~27000頭と推定されています。

分布: 北極圏

レッドリストとは

レッドリストは、世界各地で絶滅のおそれのある様々な野生生物を種別にとりあげ、個々の状況を示したリストで、IUCN(世界自然保護連合)によってまとめられました。

生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を評価し表のように仕分けたもので、規制等の法律上の効果を持つものではありません。けれども、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めていくための、基礎的な資料として広く活用されています。 日本では環境省がこのレッドリストの仕分けを参考として日本国内の野生生物を対象に、日本版のレッドデータブックを作成しています。

2016年版レッドリスト・カテゴリー区分
絶滅種 EX 最後の個体が死んだもの
野生絶滅種 EW 野生の個体が絶滅しているもの
近絶滅種 CR 絶滅のおそれがきわめて高い種
絶滅危惧種 EN 絶滅のおそれが高い種
危急種 VU 絶滅のおそれがある種
近危急種 NT すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種
低危険種 LC 近い将来絶滅に瀕する見込みが低い種
情報不足種 DD 絶滅のおそれがあるかもしれないが、情報不足でどのカテゴリーにも入れられない種
ページ
先頭へ