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オオアルマジロ

全身がまるで固いヨロイで覆われているような「オオアルマジロ」をペーパークラフト化

世界の希少動物シリーズ

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アマゾンに生きる希少動物たち No.4。アルマジロの中でも最も大型の種である「オオアルマジロ」はレッドリストに危急種[VU]として登録されています。

全身がまるで固いヨロイで覆われているような「オオアルマジロ」をペーパークラフトにしました。ダウンロードしてお楽しみください。

データのダウンロードPDFデータ初出:2005年5月1日

オオアルマジロ - 動物小事典

  • オオアルマジロ(アルマジロ科)
  • Giant Armadillo
    Priodontes maximus
  • 体長 75~110cm/体重 19~22kg
  • 2016年版レッドリストカテゴリー区分[VU]

オオアルマジロはアルマジロの中で最も大型で、全身がまるでタイルを敷き詰めたように固質の板=鱗甲板(りんこうばん)で覆われています。この鱗甲板は皮膚が変化したもので、アルマジロの背中は特に固い鱗甲板で覆われています。鈍重そうな体つきですが動作は機敏です。バランスを取りながら後ろ足で立ち上がって尻尾で歩行します。 身体でもうひとつ特徴的なのが、20センチにもなる長く鋭い前足の爪です。アルマジロは危険を察知するとボールのように丸くなって身を守りますが、オオアルマジロの身体は完全に球体に丸くなることはできません。身の危険を感じると素早く穴を掘って隠れます。前足の鋭い爪はこうした避難や巣穴づくりの穴を掘ったり、蟻塚や地面を掘り返してエサを獲るときにも使うのです。オオアルマジロは夜行性で夜になると活発に行動します。主な食べ物はアリ、シロアリのほかにクモ、ミミズ、カタツムリ、昆虫の幼虫などを食べます。

生息地

生息地は南アメリカのアンデス山脈東部に広く分布し、水場が近い森林やサバンナで、シロアリの蟻塚の近くに巣穴を作ります。通常は単独で暮らし、集団で活動することもなく、なわばりなどをつくることもありません。妊娠期間は約4ヶ月で、一度に1匹から2匹の子供を産みます。赤ちゃんは生まれた時、比較的甲羅が固くなった状態で生まれます。道路建設などによる森林伐採で生息地が減り、アマゾン川流域やパラグアイでは食肉用として捕獲されるため数が減少しています。

レッドリストとは

レッドリストは、世界各地で絶滅のおそれのある様々な野生生物を種別にとりあげ、個々の状況を示したリストで、IUCN(世界自然保護連合)によってまとめられました。

生物学的観点から個々の種の絶滅の危険度を評価し表のように仕分けたもので、規制等の法律上の効果を持つものではありません。けれども、絶滅のおそれのある野生生物の保護を進めていくための、基礎的な資料として広く活用されています。 日本では環境省がこのレッドリストの仕分けを参考として日本国内の野生生物を対象に、日本版のレッドデータブックを作成しています。

2016年版レッドリスト・カテゴリー区分
絶滅種 EX 最後の個体が死んだもの
野生絶滅種 EW 野生の個体が絶滅しているもの
近絶滅種 CR 絶滅のおそれがきわめて高い種
絶滅危惧種 EN 絶滅のおそれが高い種
危急種 VU 絶滅のおそれがある種
近危急種 NT すぐに絶滅する危険性は小さいが、将来的に絶滅する危険性があると判断された種
低危険種 LC 近い将来絶滅に瀕する見込みが低い種
情報不足種 DD 絶滅のおそれがあるかもしれないが、情報不足でどのカテゴリーにも入れられない種
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