ヤマハ発動機株式会社

Master of Torque

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Story

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エピローグ

富士山麓にある、ヒューガ地下研究所テストコースでの出来事から一年。
天羽騨は愛車MT-09 TRACERとともに、ただ一人、ある目的地へとツーリングの旅に出る。
そこで彼を待ち受けていたものとは・・・?

天羽騨、御影真希奈、日向光太郎。
運命の糸で結ばれていた三人は、親の世代に起きた出来事を乗り越え、絆を深めながら
それぞれが信じる道に向かって人生をリスタートさせていく-

Season 3

ヒューガ・コーポレーション会長 日向光邦から、母親がまだ生きていることを告げられた天羽騨。その真相を自らの目で確かめるため、父親の失踪の謎を追う真希奈とともに、富士山麓の秘密研究所に向かう。

パワードスーツ世界市場への進出を狙う光邦は、マリシエルマーキナーを完成させるべく、かつての実験の再現に二人を誘いこむ。

仮死状態の母親の再起に賭ける騨、父親の真意を知りたい真希奈。それぞれの思いを抱いて実験への参加を決意する。

彼らは自らの手で運命を解き放てるのか!?

Season 2

ヒューガ・コーポレーションの開発したパワードスーツ“マリシエル・マーキナ―”を偶然着てしまい意識を乗っ取られた真希奈。暴走する彼女を危ういところで止めた天羽騨は、真希奈を自分のMT-09 Street Rallyに乗せ、ジェネシス・カフェへと戻っていった。

しかし、そこには会長の日向光邦が不敵な面持ちで待ち受けていた。

御曹司・光太郎を巻き込んでしまった今回の騒動で退職しか思い浮かばない騨に、真希奈に親の世代に起きた事件の真相を問い詰められた光邦から思いも寄らぬ社命が下される。

幼少時のトラウマから逃れようと葛藤する騨。騨を勇気づけ後押しする真希奈。そして事態を察して動き出すジェネシス・カフェのママ早苗。

明かされた真実を前に、騨は過去の呪縛を断ち切り、自らの手で未来を切り開くことができるのか?

騨、真希奈、光太郎。3人の運命は新たな展開をみせ、次なるステージが始動する。

Season 1

オリンピック開催まであと3年に迫った2017年の東京。
至るところで首都高の解体・改修、新規増設工事が急ピッチで進んでいた。

世界に先駆けて人工筋肉繊維の実用化に成功した巨大企業「ヒューガ・コーポレーション」は、人の肉体機能をサポートする器具を次々と世に送り出し、急成長を遂げていた。

国道246号線の外苑前に本社を構えたヒューガ・コーポレーションは、一部の選ばれたプロアスリートだけがもつ特殊な技能を、ごく普通の人の肉体であっても発揮させてしまうパワードスーツの開発に密かに着手、業界他社を完全に圧倒し、独占的な地位を確立しようと目論んでいた。

ヒューガ・コーポレーションの総務課に勤務する天羽騨は、昼間は割り切ったサラリーマン生活を送りながらも、夜になればバイクとともに生きる充実感をエンジョイしていた。そして、夜の国道246号線には、謎の黒スーツを身にまとったライダー集団が出没していた。彼らを追うフリージャーナリスト・御影真希奈。ヒューガ・コーポレーションの御曹司・日向光太郎。3人の若者は逃れられぬ運命の糸によってたぐり寄せられていく・・・・・

Episode 1 Idol Rughness - アイドル ラフネス

終業のベル。やる気のないサラリーマンからライダーに変われる喜びを隠しながら、ジェネシス・カフェに向かう騨。大盛りナポリタンを平らげ、愛用のゼブラバックに個人的な届け物をしのばせた彼は、夜走りの刺激をもとめ246を三茶に向かう。

その頃、人工筋肉繊維の次の市場を狙うヒューガ・コーポレーションでは、一部の選ばれたプロアスリートだけがもつ特殊な技能を、普通の人間の肉体にも発揮させてしまう、情報端末と人工筋肉繊維からなる新型パワードスーツ“マリシエル・マーキナー”の開発が大詰めを迎えていた。

開発責任者としてパワードスーツの完成を急ぐ光太郎は、部下からの”ゼブラ発見”の報に、自らスーツを着用し騨を追う。

光太郎の目的は?それを待ち伏せる真希奈は何者なのか?

今ここに、新たな物語が始まる。

Episode 2 Understeer - アンダーステア

パワードスーツの持つデジタルテクノロジーがあっても“ゼブラ”に振り切られる光太郎のプライドは深く傷つき、彼への嫉妬心を打ち消すかのように夜の246を彷徨う。

一方、カフェに戻ってきた騨の身を案じる早苗。身寄りのない騨を里親として育ててきた早苗にとって、騨が妙な騒ぎに巻き込まれることが心配でならない。

しかし、そこに現れたフリージャーナリストの真希奈は、早苗の思いをよそに、くつろぐ騨をそそのかし彼の社員証を取り上げる。

真希奈の真の狙いは?そして光太郎は何を求めているのか?

3人の運命が交錯し始める。

Episode 3 Change Up - チェンジアップ

騨の社員証とカメラを手にカフェを飛び出す真希奈。予定されていない夜間工事と工事現場内にあるヒューガのトレーラーを見て、自分と騨の父親がかつて関係したパワードスーツ開発の過去と巨大企業の闇の部分について何かを確信する。

証拠を得るために実験コンテナに近づく真希奈だったが、父の形見のペンダントに反応したシステムによって、脳波同調機能が不完全なプロトタイプのスーツを装着されてしまう。

彼女はいったい何者なのか?真希奈と騨2人の父親達とマリシエル・マーキナーの関係は?

ついに運命の歯車が回りだす。

Episode 4 Maximum Torque - マキシマム・トルク

ヒューガ会長の野望が込められたマリシエル・マーキナ―のコンピューターにコントロールされたまま、工事中の新首都高を暴走し始めた真希奈。彼女を救うために“ゼブラ”の本領を発揮して背中を追う騨だが、デジタルスーツを着た真希奈になかなか追いつくことができない。一方、光太郎は、“ゼブラ”を打ち負かす千載一遇のチャンスとばかりにバトルを仕掛ける。

デジタルテクノロジー意識を乗っ取られた真希奈。研ぎ澄まされた五感でバイクを駆る騨。騨を打ち負かさんとデジタルテクノロジーにすべて託した光太郎。三つ巴のバトルの中で、3人は何を見つけるのか? 

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