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Theme8 就活生へのアドバイス

「経験だけでなく、夢を見つめて」

宇都宮

「メーカーに興味があるけど、文系の自分にはあまり活躍の場がないかも」と思っている人がいるとしたら『そんな心配はしなくていいよ』とぜひ伝えたいですね。私は大学時代、世界史を専攻していました。もちろん、今の商品戦略部での仕事に直接つながる内容ではありません。でも、各国の市場について理解するときの助けにはなっていると感じています。たとえば、ベトナムではヨーロッパテイストのデザインが好まれるのですが、そのことを知ったときに「過去にフランス植民地の時代があった影響かな」と思ったり。

大西

それは面白いね。

宇都宮

打ち合わせの際に話のネタにはなりますね。配属されたときに部長に「なぜバイクのことを知らない私が商品戦略部に配属されたのでしょうか」と聞いたんです。部長は「バイクに精通した人ばかりだと、そうではない人の気持ちがわからなくなって、商品戦略部全体として企画の幅が狭くなる。だから、一般的な感覚を持った若手、できれば女性の視点を取り入れたい」という要望を人事部に出したそうです。モノ創りもバイクも門外漢だからこそ、気づけることがあったり、新しい風を吹かせたりできる。そのあたりを期待されていると思うので応えていきたいですね。

平井

今の話で思い出したのは、就職活動をしているとホームページでよく「文理不問」「学部不問」という言葉を目にしますよね。ヤマハ発動機は本当にその通りの会社だと実感しています。「自分はこの学部だから」という理由で選択肢を狭くする必要はないですよ。どの会社にも外から見えない仕事がたくさんあることに気づいてほしい。僕はコーポレートガバナンスを担う部署の存在を入社して初めて知ったのですが、今考えてみれば、就職活動時にもっと深く調べればその時点で知ることができたと思います。表面的に会社を調べただけで「自分には活躍の場がなさそう」と判断してしまうと、もったいないですよ。

会話

大西

僕は大学時代に材料学を研究していましたが、入社してからは流体解析という、まったく異なる分野に携わっています。でも、大学での研究の進め方は、今の仕事にそのまま生かせています。たとえば、どの順序でどのような実験をしたら効率が良いかを考えたり、英語で資料を作成して発表したり、といった経験は大学時代に積んでいたので、今の仕事に役立っています。

渡邊

私も大学時代の研究と今の仕事はまったく別分野です。専攻は環境科学で、日々ふれていたのは機械ではなく、桃や葡萄や鶏でした。だからバイクに関わる仕事がしたいと思いつつ、内定後は「配属はどうなるのかな」とも思っていました。結果としてバイクの業務に携わることができ、私も「学部不問」は本当だったと感じています。それと大西くんの言う通り、入社前後で異なる内容に取り組むからといって、大学時代の経験が無駄になることもありません。研究の中で、計画し、実行し、結果を考察し、次に生かす、というサイクルは今の業務に生きています。自分の学部・学科で志望先を考えるのではなく、夢や自分のやりたいことを見つめ直して志望先を考えてほしいと思います。

荻野

僕も伝えたいことは同じですね。今の能力や経験だけで、就職先を絞ってほしくない。僕自身、もともとバイクに乗っていなかったし、研究内容も実験系でした。でも今はLMWの設計を担当しています。いろんな会社を見て、自分が何をやりたくて、どの会社ならやりたいことが実現できるのかを、じっくり探してほしい。就職面接で見られるのは「人」です。取り組んだ内容そのものよりも「こういう考えでこれに取り組んだ」という過程や考え方をしっかり話せることが大切だと思いますよ。

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