マリン 海外マーケティング

YAMAHAブランドへの情熱と誇りは、
世界共通であることを体感。

マリン 海外マーケティング
宮嶋 望

海外志向のきっかけは、学生時代の感動と挫折。

初めて海外に出たのは、大学3年の時。友人と行ったタイ旅行。その数日間が、宮嶋の生き方を方向付けることになる。

「とにかく興奮しました。日本とこんなに違う文化があるんだ、自分が過ごしてきた世界はなんて狭かったんだ、と。日本に帰ってきた時には、自分が一回り大きく、強くなったような気がしました」

もっと海外を知りたいと強く思い、翌年は大学を休学。さまざまな国を一人旅した。イギリスから始まり、ヨーロッパ、北アフリカなどを巡り、東南アジアへ。ところが……

「この旅は私にとって、予想外に、ただただ、つらい日々でした。寂しい。お金がない。早く日本に帰りたい……ずっとこんなことを考えていました」

しかしその後、もう二度と日本から出るものか、という考えにはならなかった。

「私の中で湧き起こった思いは『今度は仕事で海外に出てみたい』『海外で働くことでもっと世界を知りたい』――いわばリベンジですね」

ヤマハ発動機への入社を決めた理由の一つは、「リベンジ」のチャンスにあふれたグローバル企業であることだった。

社員紹介写真
社員紹介写真

仕事で意見を戦わせるからこそ見えてくる、各国の価値観や文化。

これまでにマリン製品の海外営業として上海で2年、オランダで5年、カナダで3年の駐在を経験。日本にいる期間も本社から海外現地法人を支援する業務を担当。入社前に期待していた通り、グローバルに働くことができている。

「異文化に触れることで成長できた、という思いは、学生の時よりも社会人になってからの方が深いですね。今思えば、旅行で見える部分は表面的なもの。駐在して日常的に現地の人と交流する。仕事で意見を戦わせる。そうすることで初めて現地の人々の価値観や文化が見えてきます。各国での駐在経験が私に教えてくれたのは、世界は本当に多様であるということです」

日本人同士ならあうんの呼吸で伝わることも、海外ではそうはいかない。日本で思っていた常識が通じない場面も多々ある。業務範囲の線引きに徹底的にこだわる人の多い国もあれば、個人の判断でどんどん突っ走ってしまう人の多い国もある。

「大切なのは“違い”を認め、尊重しながら、コミュニケーションを図っていくこと。そのためにもその国の歴史や文化を知ることは重要だと思います。そして、もう一つ、確かなことは、世界中どこでも、ヤマハに関わる人はみんなヤマハが好きですね。『もっと多くの人にYAMAHA製品を届けたい』という情熱は共通しています。だから意見がぶつかることがあっても、目指す方向は常に同じなので、そういった“違い”を認めながら、コミュニケーションさえきちんと取っていれば、最後は着地点を見出すことができたような気がします。それは各国で体感しました」

社員紹介写真
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市場密着の歴史が、世界トップブランドにつながっている。

ヤマハ発動機には「感動創造企業」という企業目的、「Revs your Heart」というブランドスローガンがある。これらの言葉が、世界中のヤマハに関わる人たちの胸にしっかりと刻まれていることを、宮嶋は肌で感じてきた。

「会社の掲げる言葉が浸透してきたというよりも、もともと一人一人が目指していた思いが言葉として表現されているように感じます。このように国・地域を超えて情熱を共有できているのは、先輩方が築いてきた歴史のおかげです」

船外機をかついで漁村を訪ね歩き、漁を教えながら市場を開拓していく。海外のボートビルダーと一緒になって、彼らのボートとヤマハ船外機の最高のマッチングをつくり上げていく。世界各地でそうして積み上げてきたブランド価値が、世界トップブランドという今の実績につながっている。

「その歴史と実績への誇りは、世界共通で誰もが持っていると感じますね」

現在、宮嶋はマリン事業統括部の欧米大洋州ロシアグループリーダーとして、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ、ロシアそれぞれの現地法人を支援し、マリン製品の拡販を図っている。

「世界各地でお客さまに密着し、市場を拡大してきたマリン事業のDNAを後輩たちに伝えていくことも、私の大切な役割の一つだと考えています」

海外生活を楽しめなかった学生時代の自分への「リベンジ」は、もう十分に果たした。今は世界を相手に、大きな目標へのチャレンジを続けている。

社員紹介写真
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社員プロフィール写真

マリン 海外マーケティング
宮嶋 望
1999年入社

就職活動の際は、各社の従業員数に対する海外駐在員数の割合を調べました。売上金額だけでなく、多くの社員が海外と密接に関わるっている会社であることが、それで分かると考えたのです。私の調べた中で最も高かったのが、ヤマハ発動機でした。

※所属部署、記事内容は、取材当時のものです。