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事務系が語る挑戦

現地の人々の笑顔が、
挑戦へのモチベーション。

下石 京子

海外市場開拓事業部(OMDO)西アフリカ・南アフリカ担当

1997年入社

インタビュー時:2016年12月

世界中の新興国を対象にビジネスを展開

近年、BOP(Base of the Pyramid)ビジネスが注目を集めています。新興国の低所得者層を対象に、慈善事業ではなく、持続可能な本業としてのビジネスを行いながら現地の生活改善にも貢献する、新たなビジネスモデルのことです。ヤマハ発動機はBOPビジネスという言葉が生まれるはるか前から、新興国を対象としたビジネスを展開してきました。1960年代にはアフリカ各国の漁村を巡り、手漕ぎ木製ボートに船外機を取りつけ、FRPボートを導入し、さらには漁法の指導まで行い、漁業の発展を支援することで市場を開拓。私が所属する海外市場開拓事業部(OMDO)が設立されたのは、1991年のことでした。
OMDOはアフリカでの経験を生かしてほかの新興国エリアでも市場開拓を進め、現在では世界中の新興国140カ国以上を対象にビジネスを展開。各国の事情に合わせて、船外機や二輪車、ATV(四輪バギー)、発電機、ウォーターポンプ、浄水装置など、ヤマハ発動機がつくるすべての製品の営業・サービス活動を行っています。
私は入社以来、オランダ駐在期間も含めてOMDOで新興国の営業を担当してきました。これまでに担当した地域は、カリブ、北アフリカ、ロシア、そして現在は、西アフリカ・南アフリカを担当しています。

事務系社員が語る「挑戦」

「ヤマハ! ヤマハ!」とうれしそうに叫ぶガーナの子どもたち

私の担当エリアには拠点がないため、日本にいるときは直接、現地の特約店とコミュニケーションをとりながら営業・サービス活動を進めます。そして定期的に自ら現地に足を運び、市場を歩き、人に会い、見て、聞いて、決断する、という一通りのプロセスのすべてを担っています。
市場に密着して活動するということは、喜びの声も、厳しい声も、ダイレクトに受けるということ。初めて出張で現地に行き、エンドユーザーのお客さまとお会いしたのはもう10年以上前になりますが、価格や製品ラインナップについて真剣な眼差しでご意見をいただいたことを今でも覚えています。これまで日本で取り組んできた業務の先には、こうした人々の思いがあるんだ――そう実感し、大きく責任感が芽生えました。
先日、ガーナの村を特約店の方と訪問したときには、船外機オーナーさんやその子どもたちが私たちを見て「ヤマハ! ヤマハ!」とうれしそうに叫んでくれたりして、ヤマハ製品が生活の一部になっていること、そして彼らの暮らしを支えていることを改めて肌で感じました。こうしたシーンは日本にいても頭の中で時々よみがえり、困難に突き当たっても挑戦する気持ちを奮い立たせてくれます。

事務系社員が語る「挑戦」

多彩な豊かさと喜びを、より広く届けていくために

OMDOのミッションは「世界の人々に豊かさと喜びを ~Challenge & Dedication for Prosperity~」。ヤマハ発動機は製品が多彩な分、現地の人々に届ける豊かさと喜びもさまざま。言い換えれば、さまざまな形で本業による社会貢献をしています。船外機のように産業に直結する形での貢献。ATVのように人々の豊かな余暇に資する形での貢献。ピザの宅配にヤマハのバイクを使っていただいているケースもあります。届ける人の雇用創出にも、受け取る人のハッピーな気持ちにも、ヤマハ製品が貢献しているといえます。こうした多彩な喜びを世界に届けられることが、私にとっての仕事の喜びです。
OMDOでは担当者の判断を尊重する文化が伝統的にあります。今も一人ひとりが担当市場で新たな取り組みに挑戦しています。私が取り組んでいきたいのは、その個々の力を受け継いでいくための仕組みづくり。個々がタフな市場の中で開拓の精神を発揮し、挑戦し、模索しながら身につけた知識や経験を、個々のものとして途絶えさせるのではなく、次の世代にしっかり継承させていきたい。それがこれからより広い市場でビジネスを展開し、現地の人々の産業や暮らしに貢献していく上で大切になると考えています。

事務系社員が語る「挑戦」
事務系社員が語る「挑戦」

+α talk

ジェットコースターに乗る毎日!?

「私たちって毎日まるでジェットコースターに乗っているみたいだよね。メリーゴーランドじゃなくて」――以前、先輩が笑いながら話した例えは、言い得て妙だと思いました。現地特約店と直接ビジネスをしていると、ヤマハ発動機の拠点を介するビジネスよりも早く、そしてダイレクトに、予期せぬトラブルが日々舞い込んできます。確かにゆっくりと同じ場所を回る毎日ではありません。先にどんなカーブや勾配が待っているかわからない毎日。苦労も多いですが、だからこそ面白いともいえます。
ヤマハ発動機に入社しなかったら、アフリカに行くことも彼らの文化を知ることもなかったでしょう。日本とはまったく異なる考え方や文化にふられたおかげで、自分の幅が広がり、世界観や人間力を向上させることができたと実感しています。

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