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生産準備 立林 由也

チームが一体となって
解決したことに意義がある。

Personal Data
1993年に入社後、組立ラインのオペレーター、リーダーを経て、品質管理を担当。
その後、生産準備部門に異動。
「MT-07」プロジェクトでは、組立工程における問題点のつぶし込みを担う。

何に挑んだか

できるだけ早い段階で問題をつぶす。

「MT-07」プロジェクトでは、開発や生産準備のリードタイムをいかに短縮するかが、大きなテーマの一つでした。その中で私は、組立工程で発生する問題を早期につぶし込むミッションに取り組みました。


組立工程では、作業者の手が入らなくて部品を組みつけられない、あるいは作業可能であっても大きな負荷がかかる、などの問題が起こる可能性があります。こうした問題は、判明するのが後になればなるほど、そこから仕様を変更したり、それに伴って再確認すべきことが出てきたり、開発の工程全体への影響が大きくなります。できるだけ早い段階でつぶすにはどうしたらよいか、設計担当と協力し合いながら追求しました。


私自身もかつて実際に組立作業を行っていた経験があります。私がプロジェクトメンバーに入ったということは、組立作業の現場を知っているからこその役割を期待されている。そう意識して改善・改革に取り組みました。

MT-07

どう乗り越えたか

作業性はもちろん、品質・コストも追求。

どうしたら作業性が向上するかについては、経験を通じて理解していました。しかし、作業性の観点だけから改善策を追求していては、組立技術の進化につながりません。心がけたのは、品質とコストの面も含めて、改善策を追求すること。そこが難しい点であり、やりがいのある点でもありました。


作業性・品質・コストをすべて考慮した改善策を生み出すために、品質管理部門、組立現場のリーダー、そして車両設計担当とともに、頻繁に顔を合わせて話し合いを重ねました。しょっちゅうお互いの現場を行ったりきたりしていた印象ですね。チームで問題の解決に取り組めたことは、次につながる大きな成果だったと思います。

プロジェクトリーダー 白石 卓士郎

ここでプロジェクトメンバーから一言

白石 卓士郎(プロジェクトリーダー)

設計者が生産現場の方と直接話をする機会は、これまであまりなかったですね。しかし今回は立林を通じて、設計者と組立現場担当が顔を合わせて話をする機会を設けることができました。それがスピーディーな問題解決に大きく寄与しました。

コンピュータ上での組立検証を導入。

今回のプロジェクトでは設計部門から3D-CADデータを早い段階でもらい、それをDMU(デジタルモックアップ)というツールに落とし込んで、コンピュータ上で組立工程の検証を行いました。


3Dの画像を動かしながら「ここに部品を持っていこうとすると、ここに当たりそうだよね」「ここからなら手が入るよね」と、試作車両がまだない段階で問題のつぶし込みを行ったのです。その結果、生産試作の段階で問題がほとんどないところまで持っていくことができました。

MT-07

今後、叶えたいこと

生産準備のあり方そのものを変える。

組立現場の方々の作業性向上を通じて、タイムリーな製品提供に貢献することが私の使命だと考え、プロジェクトでの活動に取り組んできました。立ち上がりの際にスムーズに生産されている姿を見たときは感無量でした。


今回のプロジェクトは、生産準備の技術者として私を大きく成長させてくれたと感じています。実車のない状態で組立工程を検討し、問題点を洗い出せたという実績を、今後のモデルの生産準備にも生かしていきたいですね。


また、設計部門との距離が縮まったので、今後も協力し合うことでより良いモノ創りを実践していきたいと考えています。

「進歩。」

開発過程を通じて、生産準備のあり方や手法を進歩させてくれたバイクです。

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