Mike Duff

'55年にカナダ国内でロードレースを始め、'60年マン島TTに挑戦（DNF）。翌年から本格的に世界GP参戦（500cc、350cc）を開始し、'63年、マチレスで500ccランキング6位となる。その実績が認められ、'64年、ヤマハファクトリーチームと契約。ベルギーGPでカナダ人初の優勝（250cc）を果たした。

その後、'66年までヤマハチームに在籍し、125ccと250ccで通算3勝を記録。翌'67年には、建国100周年を記念する、史上唯一の母国・カナダGPに参戦。マチレスのマシンで500ccクラス3位を獲得し、GP最後の花道を飾った。 　しかし、その後もレースへの情熱は冷めやらず、国内選手権でレース活動を継続。'69年には250/500/750ccの3クラス制覇を成し遂げ、現役生活に別れを告げた。