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全日本ロードレース選手権ヤマハ系若手ライダーが体験走行会に参加
全日本、そして世界での活躍を目指し成長を誓う!

2013年5月13日

 全日本ロードレース選手権に参戦するヤマハ系若手ライダーを対象とした、2012年JSB1000クラスのチャンピオンマシン「YZF-R1」(中須賀克行選手仕様)の体験走行会を、5月7日(火)、スポーツランドSUGO(宮城県)にて開催。藤田拓哉選手(JSB1000/DOGFIGHTRACING・YAMAHA)、篠崎佐助選手(ST600/SP忠男レーシングチーム)、野左根航汰選手(JGP-2/ウエビックチームノリックヤマハ)という10代の3人が参加しました。
 この走行会は「若手育成」という観点から、国内最高レベルのマシンとテクニカルサポートを経験することで飛躍のきっかけをつかむとともに、トップチームを目指すモチベーションを作り出すことを狙いに開催。このため、チャンピオンマシン「YZF-R1」を用意するだけでなく、中須賀選手本人、アドバイザーを務める吉川和多留氏、「ヤマハ・YSP・レーシング・チーム」のスタッフ、さらにはブリヂストン、KYBというテクニカルスポンサーの協力を受け、全日本そのままの参戦体制で走行してもらうという初の試みとなりました。
 走行会当日は、時折雨の降る不安定なコンディションにより3人とも緊張気味でしたが、中須賀選手、吉川氏のアドバイスを受けて徐々に調子を上げ、チャンピオンマシンの感触を存分に堪能。また走行後には、テクニカルスタッフにセッティングの確認をしたり、インプレッションを語るなど積極的にノウハウを吸収しようとする姿が見られました。
 すべてのセッションを終えた3人は「セッティングの方向性のヒントをもらった」「成長のためにやるべきことが明確になった」など今後のシーズンに向けたモチベーションを高めるとともに、「偉大な先輩に早く追いつきたい!」と中須賀選手を意識する頼もしい発言もあり、今後のさらなる飛躍が期待されます。


※写真をクリックすると大きい画像で見ることができます。


藤田拓哉選手談(JSB1000/DOGFIGHTRACING・YAMAHA):

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 「シーズン中ということもあり転倒をしてはならない意識はありましたが、それ以上にチャンピオンマシンを感じることに集中して走りました。なかでも車体は自分のマシンとまったく異なる方向性のセッティングで驚いたのですが、マシンを作っていく上での新しい発見になりました。また中須賀選手からトップに立つまでの話を聞き、ライダーとして格の違いを感じ、負けたくないという気持ちが生まれ、中須賀選手に追いつき追い越すという強い決意ができました。今年の目標は表彰台に上がること。簡単ではありませんが、今日の経験と悔しさを忘れず、死にものぐるいで頑張って早く中須賀選手を脅かせる存在になりたいです」


篠崎佐助選手談(ST600/SP忠男レーシングチーム):

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 「今回初めてとなる1000ccのマシンでしたが、僕が乗っている600ccのマシンと比べ、想像以上に難しいマシンであることに驚くと同時に、難しいバイクだからこそ速い、難しいバイクを乗りこなせるからこそ速いということを痛感させられました。自分ではJSB1000はそれほど遠くない場所という意識があったのですが、今回の経験で遠のいてしまったという感覚があります。だからこそ、もっと頑張らなければならない、もっとやることがたくさんあるということに気付かされました。また、今回は多くのスタッフが動いてくれましたが、トップライダーが背負うものの大きさを感じることにもなり、本当に多くのことを勉強させられました」


野左根航汰選手談(JGP-2/ウエビックチームノリックヤマハ):

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 「1000ccのバイクに慣れることを念頭に参加したのですが、走らせることで精一杯だったというのが正直なところです。今回僕はチャンピオンマシンを手にしながら速く走れませんでしたが、優れたマシンに乗れば速いわけではなく、そこには必ず優れたライダーが必要であるということがはっきりと分かりました。これで、自分はまだまだと分かったし、もう一度自分自身を見つめ直す良い機会となりました。僕にはMotoGPクラスで活躍するという夢がありますが、今のうちに苦い経験はたくさんしておいた方が良いと思うし、それをただの経験で終わらすのではなく、今回のことを含めすべてをジャンプアップのための糧としていきたいと思います」


中須賀克行選手談(ヤマハ・YSP・レーシング・チーム):

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 「レースになれば自分のことで精一杯で、若手のことを考える余裕はなく、これまであまり会話する機会はありませんでした。しかし今回、一所懸命に何かを得ようとする彼らの姿勢を見てその成長を楽しみに思うとともに、その高い志を頼もしく思いました。そうした中で彼らのために、自分の経験はもちろん、技術的なアドバイスをしていくことが役割であると感じ、自分も良い意味で成長できていると感じました。僕は今もトップを目指しているので、レースになればライバルとして戦いますが、いつかは自分を脅かすような存在になって欲しいし、そのなかで切磋琢磨できればうれしいですね」


倉田幸彦談(ヤマハ発動機株式会社 MS開発部MS推進グループ グループリーダー):

 「まず、ヤマハ・YSP・レーシング・チームのテクニカルスポンサーであるブリヂストン様やKYB様、参加したライダー個々のスポンサー様、そしてチームオーナー様のご理解とご協力により、この走行会が実現できたこと、感謝いたします。ありがとうございました。 さて、走行会は天候不順により、十分な走行時間を確保できませんでしたが、3人とも目的を持ってマシンを走らせ、また積極的に中須賀選手やスタッフと会話する姿が見られ、技術的、人間的な成長に役立つ経験になったことと思います。今後も何らかの形でイベントを開催し、若手ライダーの育成、またレース業界の発展に貢献していきたいと考えています」


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