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ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。

MotoGPでコンストラクターズタイトルを獲得
ロードレース世界選手権では通算37回目

2015年10月19日

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 Movistar Yamaha MotoGPのホルヘ・ロレンソ選手が、2015年10月18日に開催された第16戦オーストラリアGPで2位に入ったことにより、ヤマハ発動機株式会社は、MotoGPのコンストラクターズタイトルを獲得しました。これにより、1964年、GP250で初のコンストラクターズタイトルを獲得して以来、ロードレース世界選手権では通算37回目となります。
 コンストラクターズタイトルは、各コンストラクターで最上位に入ったライダーのポイントのみを加算して決定されますが、ヤマハは今シーズン、ロレンソ選手の優勝6回と2位2回、バレンティーノ・ロッシ選手の優勝4回、2位1回、3位2回、そしてMonster Yamaha Tech 3のブラッドリー・スミス選手がミサノで記録した2位1回の合計362ポイントを獲得しています。
 ヤマハが初のコンストラクターズタイトルを獲得したのはGP250。ロードレース世界選手権がスタートした1949年から15年後の1964年でした。その後、MotoGPで4回、GP500で9回、GP250で14回、GP125で4回、GP350で5回のタイトルを積み重ね、今回のタイトル獲得により、通算37回目となります。加えて、ヤマハは全クラスのコンストラクターズタイトルの獲得数において、MVアグスタと並ぶ2位となりました。

 また、第14戦アラゴンGPでMovistar Yamaha MotoGPが、ヤマハにとって6回目となるMotoGPのチームタイトルを決定しており、ロッシ選手とロレンソ選手のいずれかが、今後の2レースで、ライダータイトルを獲得することが確実となっているため、2002年にチームタイトルが加えられて以来、2008年から2010年まで3年連続3冠を含め、通算5回目となるMotoGP3冠を決定しました。

 なお、ヤマハは世界選手権の最高峰クラスにおいて16回のライダータイトルを獲得しています。MotoGPでは、ロレンソ選手が2回(2010、2012)、ロッシ選手が4回(2004、2005、2008、2009)。GP500では、ウエイン・レイニー選手が3回(1990、1991、1992)、エディ・ローソン選手が3回(1984、1986、1988)、ケニー・ロバーツ選手が3回(1978、1979、1980)、そしてジャコモ・アゴスチー二選手が1回(1975)です。

辻幸一談(MS開発部 部長)

「ヤマハ発動機創立60周年というこの記念すべき年に、ヤマハにとって37回目となるコンストラクターズタイトルを獲得できたことを大変喜ばしく思います。このタイトル獲得に貢献していただいた、スポンサーの皆さまをはじめ、世界中のファンの皆さまに感謝申し上げます。創立以来ヤマハは、すべてのヤマハライダーとともに“感動”をもたらすために努力をしてきました。そして今年は60周年ということで、コンストラクターズタイトルを獲得するために最大限の努力をしてきたわけですが、チームタイトルも獲得しており、当社のレーシングDNAと成功の歴史に新たな1頁を加え、さらに世界中のファンの皆さまと言葉で表せないほどの経験を共有することができともてうれしく思います。モーターサイクルとモータースポーツへの情熱は、当社のレース活動にとって大きな原動力となっており、私たちは多くのサポートのおかげで達成したこの道程を誇りに思います」

リン・ジャービス談(ヤマハ・モーター・レーシング・マネージングダイレクター)

「アラゴンでチームタイトルを勝ち獲っていたので、シーズン2つ目となるこのタイトルをとてもうれしく思います。このタイトルはMotoGPにおいて、ヤマハチーム全体の優れたパフォーマンスによって達成されたもので、Movistar Yamaha MotoGPとMonster Yamaha Tech 3 のライダーに感謝しなければなりません。合わせて、日本のヤマハのエンジニアと、ヤマハ・モーター・レーシングのエンジニアと技術スタッフを祝福します。目下の大きな関心は、バレンティーノとホルヘのどちらがチャンピオンになるかです。残り2戦となった今、2人の差は11ポイントしかなく、ヤマハの創立60周年の今年、スリリングなクライマックスを迎えることは間違いありません」

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