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ヤマハ発動機のレースに関する広報発表資料をご紹介します。

ヤマハとポル・エスパルガロ選手が1年契約を更改

2015年8月7日

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 ヤマハ発動機株式会社は、MotoGPクラスに参戦しているポル・エスパルガロ選手と新たに1年間の契約を更新しました。これによりエスパルガロ選手は、2016年も「Monster Yamaha Tech3」からYZR-M1にてMotoGPクラスに参戦することとなります。

 2013年のMoto2クラスチャンピオンであるエスパルガロ選手は、2014年、「Monster Yamaha Tech3」への加入と同時にMotoGPクラスへステップアップ。すぐにYZR-M1と最高峰クラスに適応すると、サテライトライダートップとなるランキング6位を獲得して、ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝きました。今シーズンも、同チームより参戦しており、9戦を終えランキング9位となっています。
 また、7月末に開催された鈴鹿8耐には、「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」より、全日本チャンピオンの中須賀克行選手、MotoGPのチームメイトであるブラッドリー・スミス選手と新型YZF-R1で出場。1996年以来19年ぶり、ヤマハにとって5回目となる優勝に貢献しており、今後さらなる活躍が期待されるライダーです。

リン・ジャービス談(ヤマハ・モーター・レーシング・マネージングダイレクター)

「来シーズンもポルがヤマハに残ってくれることになり非常にうれしく思います。ポルは若くてとても才能あるライダーで、MotoGPにデビューした2014年にはサテライト勢トップの6位という強さを見せてくれました。今シーズンの前半は厳しい状況もありましたが、彼は大きな可能性を秘めているし、近い将来MotoGPでエキサイティングな選手として成功を収めると確信しています。来シーズンの契約が決まり、これからの後半戦と来期に向け集中できる環境が整いました。今後はさらに力を発揮してくれることを期待します」

ポル・エスパルガロ選手談

「まずヤマハとの契約を更新できてとてもハッピー。ヤマハは2014年、MotoGPデビューの機会を与えてくれ、その後もとても良いシーズンを過ごすことができた。今シーズンは現時点まで、望んでいたほどの成績を残せていないけれど、改善しようとハードワークを続けているところなんだ。それに来シーズンは、タイヤサプライヤーの変更など、規則が変更されるけれど、信頼しているチームとマシンで2016年を迎えられるのはとてもすばらしいこと。今年は難しい時期もあったけれど、マシンを理解しているし、今後も目標を達成するためにヤマハ、チームとともに努力を続けていきたい。そして、ヤマハにとっても僕自身にとっても大きな自信となった鈴鹿8耐での成功の後に、このようなすばらしい発表ができたことで、とても重要な残り9戦に集中できる。きっと僕の大きな力になると期待している」

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