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2011年 YAMAHAレースリリース
2012 FIM世界耐久選手権シリーズ
“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第35回大会
「YAMAHA FRANCE GMT94 MICHELIN YAMALUBE」が3位を獲得
2012年7月30日

 鈴鹿8時間耐久ロードレース第35回大会の決勝が7月29日(日)に開催され、「YAMAHA FRANCE GMT94 MICHELIN YAMALUBE」(以下GMT94)が211周を走り3位表彰台を獲得しました。
 今大会は国内外から58台が出走、この中で、世界耐久選手権の第1戦ボルドール24時間で3位に入るなど、ランキング7位で今大会に臨んだGMT94は15番グリッドからスタート。しかし、序盤にアクシデントが発生。緊急ピットインにより大きく後退しますが、その後は世界耐久チームらしく着実にポジションアップし、4番手と僅差の3番手で最後のピットに入ります。そこで前後のタイヤ交換と給油をすると、ライダーは直前まで走行していたデビッド・チェカ選手がそのまま3番手でコースに復帰します。
 その後、タイヤが暖まる間に4番手を走行する出口修選手(カワサキ)にかわされますが、チェカ選手は再びラップタイムを上げ、ナイトランとは思えない激しい3位争いを展開し、チェッカーまで数周となったところで逆転。3番手に返り咲くとそのままチェッカーを受け、ヤマハにとっては2003年の中冨伸一/吉川和多留ペア以来となる表彰台を獲得しました。


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3位のチェッカーを受けたチェカ選手

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序盤のアクシデントを挽回し表彰台を獲得



 また、ポールポジションからスタートした「MONSTER ENERGY YAMAHA-YART」の中須賀克行選手は、出遅れながらもオープニングラップを3番手で終えます。その後はハイペースで走行を続け9周目にJ・ウォーターズ選手(スズキ)をパスして2番手、続く10周目には清成龍一選手(ホンダ)をパスしてトップに浮上します。
 その後も中須賀選手は順調にラップタイムを縮め、同時に2番手の清成選手との距離を広げていきますが、18周目の130Rで転倒を喫してしまいます。中須賀選手に大きな怪我はなかったものの、マシンのダメージが大きかったため、中須賀選手はマシンを押してピットまで戻りました。その後、傷ついたマシンを修理し、今度はトミー・ヒル選手が出走。さらにマシンは芳賀紀行選手に託されましたが、マシンは完全に修復された状態ではなかったため、ライダーの安全面を配慮するという理由から、リタイアとなりました。


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序盤トップを奪う#7中須賀選手とYZF-R1

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6年ぶりに8耐の舞台に帰ってきた芳賀選手



#94 YAMAHA FRANCE GMT94 MICHELIN YAMALUBE
 決勝3位(211周/8時間3分13秒469)


デビッド・チェカ選手談:

 「ヤマハとミシュランには心から“ありがとう”と言いたい。ヤマハに加入して10年目という節目に鈴鹿8耐で3位になれたことには、とても大きな意味を感じる。チームの働きには本当に感謝している。最後はすごいバトルになったけど、その最中もチームが常にサインボードで正確な情報をくれたんだ。ライダーとしてはいつでもプッシュしたくなるものだが、行くべき時と抑えるべき時をちゃんと伝えてくれた。それが3位という素晴らしい結果を呼んだのだと思う。次の目標は、勝つこと! 鈴鹿8耐では2008年に兄のカルロスが勝っているからね。僕にとっても、ルマン24時間で勝ち、ボルドー24時間で勝っている。あとはここ、鈴鹿8耐だ。必ず勝ちたいね!」


ケニー・フォーレイ選手談:

 「クレイジーな1日だよ! 鈴鹿8耐のようなビッグレースで表彰台に立てるなんて、本当に信じられない。表彰台からの眺めは、言葉では説明できないほど素晴らしかった。ものすごく手強いライバルたちを相手に、僕たちのチームはライダーがふたり。不利だと思っていたけど、それを跳ねのけての3位だからね。とてもうれしい。決勝ではいいラップを刻めたし、パーフェクトな展開だった。特にデビッド(チェカ選手)は僕より速いし、経験も豊富だから、夜になってからは“とにかく行け!”とプッシュしたんだ。それにしても本当に信じられないほどうれしい。こんなクレイジーなフィーリングは、一生のうちで1度だけじゃないかと思うよ!」


クリストフ・グィオ監督談:

 「素晴らしいフィーリングを楽しんでいるよ。鈴鹿8耐での表彰台は、私にとって非常に大きな意味があるんだ。2002年、私はライダーとして鈴鹿8耐に参戦するはずだった。でも直前にクラッシュして怪我をし、出場できなかったんだよ。'04年にはチームとして鈴鹿に戻ってきたが、結果は7位。'10年はリタイアで、去年もまた7位に終わった。“いつか表彰台に立ちたい”“いつか勝ちたい”と強く思っていたが、今回はチームライダーのうちひとりが怪我をして、2人体制になった。不利な条件だったが、デビッド(チェカ選手)とケニー(フォーレイ選手)が“ふたりでも頑張れるさ!”と言ってくれたんだ。最後の3位争いのバトルは素晴らしかったね! 日本人ファンの皆さんの大声援が聞こえて、すごくうれしかったよ。これで次の目標は“勝つこと”。難しい道のりだとは分かっている。2分11秒台のペースで走らないといけないからね。でも、トップとの差は確実に縮まっている。勝利に向けて、また鈴鹿8耐に挑戦するよ」



#7 MONSTER ENERGY YAMAHA-YART
 決勝リタイア(48周)


中須賀 克行選手談:

 「後続とのアドバンテージを作って(芳賀)紀行さんやヒル選手にマシンを渡したい気持ちが強く、ハイペースになり130Rで転倒してしまいました。怪我は打撲程度で問題ありませんでしたが、マシンはフロントホイールが割れて、タイヤもパンクしていたのでもう走れない状態でした。でも、耐久レースなので、最後まで頑張ろうとピットまでマシンを押して戻りました。ピットロードにたどり着いたとき、スタッフが待っていてくれて、そこに紀行さんを見つけたときは、もう涙が止まらなくなりました。この転倒が原因でリタイアになり、スタッフや紀行さん、ヒル選手、スポンサーのみなさん、そして応援してくれたファンに迷惑をかけてしまい、本当に申し訳なく思っています。今回の悔しい思いを力に換えて、次に向かいたいと思います」


トミー・ヒル選手談:

 「まずはレースに出場させてくれた、関係者の皆さんに感謝したい。優勝は難しかったかもしれないが、チームのパフォーマンスとしては表彰台には立てただろう。チームにとっても、ヤマハにとっても、悲しい結果に終わってしまったことは残念だけど、これがレースだよ。カツ(中須賀選手)はとても速かった。勝ちたい気持ちが伝わってくる素晴らしい走りだったと思う。今回の8耐は、僕にとって初めて尽くしだった。いろいろと学んだよ。BSBで求められるのは110%の走りだけど、鈴鹿8耐ではコンスタントに90%の走りをしなくちゃいけない、とかね。次に出る機会があれば、今回の経験を生かしてもっとうまくやれると思う。うん、鈴鹿8耐にはまた出たいよ。今回は少ししか決勝を走れなかったけど、ちゃんとレースをしてみたいんだ」


芳賀 紀行選手談:

 「結果を残すことができずとても残念ですが、中須賀選手に関しては、転んで大きなダメージを負ったマシンを押して戻ってきてくれて、本当によく頑張ってくれました。その後、マシンの修理をして、トミー(ヒル)も僕も走ったのですが、マシンが完全に修復できない状態でのレースは危険であるとの判断から、リタイアになりました。前回、8耐に出場したときは、決勝を1周も走ることなくリタイアとなり、今回は13周程度走ることができましたが、やはり結果を残したいので、チャンスがあればまた出場したいですね」


マンディ・カインツ監督談:

 「グッド・スタート、アンラッキー・フィニッシュ。これに尽きるよ。不運としか言いようがない。ライダーっていうのは、いつも限界で走るものなんだ。だからこういうことも起こり得る。レースの難しい一面だね。今回はいろいろなことがあり、とても慌ただしいレースウィークだった。でも、ライバルと互角以上に戦えたと思う。チームのマンパワーとしては、最高のパフォーマンスを示せた。事実、決勝では誰も我々を負かすことはできなかったからね。ただ、不運に負けただけ。このままじゃ終わらないよ!」



決勝結果


順位 # ライダー名 マシン チーム名 周回数
1 11 秋吉 耕佑
J・レイ
岡田 忠之
Honda F.C.C. TSR Honda 215Laps
2 104 山口 辰也
高橋 裕紀
手島 雄介
Honda TOHO Racing with MORIWAKI 211Laps
3 94 D・チェカ
K・フォーレイ
Yamaha YAMAHA FRANCE GMT94 MICHELIN YAMALUBE 211Laps
4 32 今野 由寛
津田 拓也
民辻 啓
Suzuki Moto Map SUPPLY 210Laps
5 25 徳留 和樹
安田 毅史
北口 浩二
Honda Honda鈴鹿レーシングチーム 210Laps
6 71 W・マクスウェル
J・スタファー
Honda Honda DREAM RT 桜井ホンダ 209Laps
19 14 北島 大和
西村 一之
奥村 慶司
Yamaha 磐田レーシングファミリー 202Laps
20 903 中井 恒和
宇佐見 保弘
南川 耕蔵
Yamaha TEAM DDD ノイズ&クレバーウルフ 201Laps
26 51 小島 一晃
成守 貞文
樋口 幸博
Yamaha T・モトキッズNAC ネルガル 獺RT 194Laps
33 52 隣 淳二
吉道 竜也
中尾 健二
Yamaha T・モトキッズ ネルガル 52 185Laps
34 15 竹見 升吾
深見 貴広
尾藤 哲也
Yamaha チーム・エッチングファクトリー 183Laps
42 096 堀 義光
首藤 和徳
福島 智和
Yamaha 阿蘇ライダーズベース&くまモン 163Laps
DNF 7 中須賀 克行
T・ヒル
芳賀 紀行
Yamaha MONSTER ENERGY YAMAHA-YART 48Laps

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