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レースに関連する広報発表資料をご覧いただけます。

2011年 YAMAHAレースリリース
2012年シーズン初となるMotoGPテストがマレーシアで開催
ヤマハ・ファクトリー・レーシングチーム順調に終了
2012年2月3日

セパンテスト1日目(2012年1月31日)
セパンでヤマハ・ファクトリー・レーシングチーム、好発進


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 2012シーズンの第1回マシンテストが1月31日、マレーシアのセパン・サーキットでスタート。ヤマハ・ファクトリー・レーシングのJ・ロレンソとB・スピースは、今年初めて1000ccのYZR-M1を走らせ、素早く感触をつかんで順調にペースを上げた。ロレンソはトップタイムをマーク。スピースも終始、上位につけて好調をアピールした。
 テスト初日はライディングの勘を取り戻すことと、ベース・セッティングの向上に集中。2日目以降は新しいセッティングをいくつか試して比較しながら、1ヵ月後に予定されている第2回マシンテストに向けてデータ収集を行うことにしている



セパンテスト初日(1月31日)結果
(気温:32度 路面温度:45度)


順位 ライダー名 チーム名 マシン タイム
1 J・ロレンソ Yamaha Factory Racing Yamaha 2'01.657
2 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 2'02.003
3 C・クラッチロー Monster Yamaha Tech3 Yamaha 2'02.221
4 B・スピース Yamaha Factory Racing Yamaha 2'02.234
5 V・ロッシ Ducati Team Ducati 2'02.392
6 A・ドビツィオーゾ Monster Yamaha Tech3 Yamaha 2'02.751
8 中須賀克行 Yamaha Factory Yamaha 2'02.829

セパン レコードラップ: C・ストーナー 2分02秒108(2007年)
セパン ベストラップ: V・ロッシ 2分00秒518(2009年)



セパンテスト2日目(2012年2月1日)
ヤマハ・ファクトリー・レーシングチーム、2日目も好調を維持


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 ロレンソとスピースはマシンテスト2日目も好調をキープ。1日目はライディングのリズムを取り戻すことに専念したが、2日目は具体的なテストに入り様々な部分で多くのことを試した。
 とくに重視したのがシャシー・バランスの最適化と、増加した排気量のパワー・デリバリー特性向上。これらを実現するためのデータ収集に取り組みながら、スピースがセッションの大部分でトップをキープし、ロレンソが2位で続いていたが、最後にC・ストーナー(ホンダ)に逆転されて2位、3位となった。その差はわずか0.157秒。



セパンテスト2日目(2月1日)結果
(気温:35度 路面温度:50度)


順位 ライダー名 チーム名 マシン タイム
1 C・ストーナー Repsol Honda Team Honda 2'00.895
2 B・スピース Yamaha Factory Racing Yamaha 2'01.052
3 J・ロレンソ Yamaha Factory Racing Yamaha 2'01.068
4 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 2'01.508
5 C・クラッチロー Monster Yamaha Tech3 Yamaha 2'01.565
9 A・ドビツィオーゾ Monster Yamaha Tech3 Yamaha 2'02.160
13 中須賀克行 Yamaha Factory Yamaha 2'02.941

セパン レコードラップ: C・ストーナー 2分02秒108(2007年)
セパン ベストラップ: V・ロッシ 2分00秒518(2009年)



セパンテスト3日目(2012年2月2日)
ヤマハ・ファクトリー・レーシングチームがセパンテストを成功裏に終了


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 ヤマハ・ファクトリー・レーシングは、2012シーズン最初のマシンテストを好調のうちに終了。ロレンソとスピースは、この3日間で1000ccYZR-M1のベース・セッティングの改良に取り組み成果をあげた。排気量が1000ccに増加したことで馬力が向上したニューマシンを効率よく走らせるため、電子制御システムやシャシー・バランスにとくに集中して取り組んだ。またブリヂストン製ニュータイヤも用意された。ラップタイムでは、ロレンソがストーナーから0.59秒差で2位を獲得。スピースは0.88秒差の4位。
 ロレンソとスピースは、それぞれ一旦スペインとアメリカへ帰国。エンジニアたちは、さらなる開発を進めるための貴重なデータを持って日本へ戻る。そして4週間後、再び集まり第2回テストに臨む。



セパンテスト3日目(2月2日)結果
(気温:35度 路面温度:42度)


順位 ライダー名 チーム名 マシン タイム
1 C・ストーナー Repsol Honda Team Honda 1'59.607
2 J・ロレンソ Yamaha Factory Racing Yamaha 2'00.198
3 D・ペドロサ Repsol Honda Team Honda 2'00.256
4 B・スピース Yamaha Factory Racing Yamaha 2'00.495
5 V・ロッシ Ducati Team Ducati 2'00.824
7 C・クラッチロー Monster Yamaha Tech3 Yamaha 2'01.108
8 A・ドビツィオーゾ Monster Yamaha Tech3 Yamaha 2'01.257
13 中須賀克行 Yamaha Factory Yamaha 2'02.334

セパン レコードラップ: C・ストーナー 2分02秒108(2007年)
セパン ベストラップ: V・ロッシ 2分00秒518(2009年)



J・ロレンソ選手談(3日目 2位/2分00秒198/35周):

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 「とても満足しているよ。何しろセパンでの自己ベストを更新することができたからね。今回は非常にたくさんのことを試し、そのなかのいくつかは十分な成果をあげることができた。それに加えて、これからどの部分を改善していくべきかということもわかってきたんだ。電子制御関係はまだ完ぺきとは言えず、もっとスムースにしていかなければならない。でもマシン自体のポテンシャルはとても高いので大いに期待できるよ。ヤマハのエンジニアたちは懸命にハードワークに取り組んでいて、おかげで良い仕事ができている。僕のほうも日中の最も厳しいコンディションでベストタイムを記録することができたので、良かったと思う。次のテストが楽しみだ」


B・スピース選手談(3日目 4位/2分00秒495/16周):

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 「テストは順調。この3日間で多くの成果をあげることができて、正しい方向へと進んでいるよ。今日はヤマハのテストライダーのマシンをテストしてみたんだけれど、セッティングが少し違うものなので、自分のものと比較することができて良かった。ちょっとミスをしてフロントを滑らせてしまったけれど、良いものと悪いものとを見分けていくテスト作業のなかでは起こり得ることなんだ。総合的に見ればとてもうまくいったと思う。今は満足しているし、次のテストが楽しみになったよ」


C・クラッチロー選手談(3日目 7位/2分01秒108):

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 「今回のテストの成果にはかなり満足している。2012シーズンを迎えるにあたって大きな自信になったよ。セパンのコースは、実は僕にとってはあまり楽しんで走れないところなんだけれど、それでも初日に3位、2日目に5位につけることができたのは良かったと思う。最終日も5位を獲得できたはずだけど、いくつかのことが思い通りに進まなかったんだ。セッション序盤には第13コーナーで外側にはらみ、路面の汚れているところに乗ってしまって転倒。自分のミスで時間を無駄にしてしまった。後半からは自信を持って走れるようになってタイムも上がってきたのに、今度は雨が降り始めてしまって…。でもタイム自体は安定していてとてもよかったんだ。このことは今後の展望につなげられると思う。ストーナー、スピース、ペドロサ、ロレンソには届かなかったけれど、安定性では僕が一番だったんじゃないかな。1000ccのニューマシンは、コーナー進入からの旋回性については以前の800の良いところを残している。でも立ち上がりに関してはもう少し改善が必要かもしれない。1日目と2日目でトップ5に入り、3日目も大きく離されなかったという結果は、第1回テストとしては素晴らしいと思っているけれど、このままでいいというわけではない。今回の結果はテストでしかなくて、テストももちろん重要だけれど、本当に大切なのは、4月8日にカタールで始まるレースがどうなるかということだからね」


A・ドビツィオーゾ選手談(3日目 8位/2分01秒257):

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 「このテストに参加することができただけでも幸せだよ。だって、多くの人が無理だと言っていたんだからね…。鎖骨の怪我の状態はかなりひどかったんだけれど、今回のテストはとても重要なものだからどうしても参加したかった。イタリアで僕を支え、走れるまでに回復させてくれたみんなに心から感謝しているよ。ここでの作業は多く、身体への負担はやはり大きいけれど、3日ともしっかり走ることができたし、昨年バレンシアで初めて乗ったときよりもマシンのフィーリングがずっと良くなっていたから満足している。このマシンのことがかなりわかってきて、僕自身のライディングスタイルを変えなければならないことにも気がついた。4年間乗っていたホンダとは特性が大きく違うから、これからはもっと、M1の良いところを引き出せるようにならなければならない。でも、身体がこの状態だから、それがネック…。右コーナーのブレーキングがきつくて、力が100%まで戻っていない分、マシンの向き変えが難しいんだ。次のテストの頃には100%に近くなっていると思うから、楽しみにしているよ」


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