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2009年 YAMAHAレースリリース
フィアット・ヤマハ・チーム、ヘレスでのテストを終了 2009年4月2日

 毎年、恒例となっている開幕直前の公式テストが、3月28日と29日の2日間にわたってヘレスで行われた。2日目の公式計時セッションでは、フィアット・ヤマハ・チームのV・ロッシとJ・ロレンソが2位・4位を獲得した。
 モンスター・ヤマハ・テック3のC・エドワーズは10位、J・トーズランドは転倒して16位に留まった。
 首位を獲得して新車を持ち帰ったのはC・ストーナー(ドゥカティ)。



ヘレステスト1日目(3月28日)

フィアット・ヤマハ・チーム

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 午前中は雨に見舞われて状況が悪く、キャンセルも危ぶまれたが、午後になると天気が回復して予定通りに走行が行われた。そのなかでロレンソとロッシがそれぞれ1位と2位のタイムを記録して好調をアピール。ロレンソは午前中のウエットコンディションでも数ラップを走行。午後のセッションではすぐさまリズムをつかんで好タイムをキープし、ラップレコードを上回る1分39秒791でトップに立った。一方のロッシは午後になって路面が乾くのを待ってから走行を開始。ロレンソに0.07秒差で2位となったが、2日目の挽回に自信を見せた。


モンスター・ヤマハ・テック3

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 エドワーズは1分40秒579で、4位にわずか0.007秒届かず5位。トーズランドは終盤まで10位以内をキープしていたが、最終的には0.073秒差を詰め切れず11位となった。









ヘレステスト1日目(3月28日)結果

(気温:16度、路面温度:20度、湿度:59%)


順位 ライダー名 チーム名 マシン タイム
1 J・ロレンソ Fiat Yamaha Team Yamaha 1'39.791
2 V・ロッシ Fiat Yamaha Team Yamaha 1'39.861
3 C・ストーナー Ducati Marlboro Team Ducati 1'39.906
5 C・エドワーズ Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'40.579
11 J・トーズランド Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'41.122

ヘレス レコードラップ:D・ペドロサ (Honda) 2008, 1'40.116
ヘレス ベストラップ:J・ロレンソ (Yamaha) 2008, 1'38.189



ヘレステスト2日目(3月29日)


フィアット・ヤマハ・チーム

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 タイヤに関するレギュレーション変更が行われてから初めてとなる予選セッションを想定した公式計時走行は、レッドフラッグで一時中断。その後、雨のために予定が短縮され、新しいシステムの感触を確かめたかったライダーたちにとっては残念な結果となった。しかしテストそのものは十分な成果をあげ、ロッシが2位、ロレンソが4位と、2週間後に迫った開幕戦にむけて順調な仕上がりを見せている。ロッシは午前中のフリープラクティスで3位。ロレンソはロッシを上回り、ストーナーに続く2位につけていた。


モンスター・ヤマハ・テック3

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 エドワーズはフロントエンドのセッティングに取り組みながら、トップ6に0.2秒差の10位。トーズランドは残り15分で転倒し、一時意識を失ったが、病院での検査の結果、幸い大きな問題はなかった。トーズランドの転倒でレッドフラッグが提示されて走行が5分間、中断。走行再開後はそれぞれ数ラップしたものの、雨がひどくなったため、そのまま終了となった。








ヘレステスト2日目(3月29日)結果

(気温:13度、路面温度:19度、湿度:58%)


順位 ライダー名 チーム名 マシン タイム
1 C・ストーナー Ducati Marlboro Team Ducati 1'38.646
2 V・ロッシ Fiat Yamaha Team Yamaha 1'39.365
3 L・カピロッシ Rizla Suzuki MotoGP Suzuki 1'39.829
4 J・ロレンソ Fiat Yamaha Team Yamaha 1'39.829
10 C・エドワーズ Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'40.305
16 J・トーズランド Monster Yamaha Tech 3 Yamaha 1'41.425

ヘレス レコードラップ:D・ペドロサ (Honda) 2008, 1'40.116
ヘレス ベストラップ:J・ロレンソ (Yamaha) 2008, 1'38.189



V・ロッシ選手談(2日目 2位/1分39秒365/16周):

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 「僕は2位を狙っていたんだよ! だって僕らのスポンサーのフィアットは、僕が別のメーカーの車を賞品としてもらったら嫌だろうからね! 冗談はさておき、今回のテストにはとても満足している。というのも昨日も今日の午前中も非常に順調で、着実に前進できているし、何よりペースがいい! 決勝用セッティングもうまくいっていて、スピードも十分に出ているんだ。今日の午後はちょっとアンラッキーで、レッドフラッグが出る直前にちょうどタイムアタックに入っていたんだ。中断がしばらくあったから、そのあとはほとんど時間がなくなってしまったしね。ストーナーを上回ることができたかどうかわからないが、彼は僕より1ラップ速かった。予選タイヤがなくなったのは変な感じがするね。でもグリップ感は違うけれど、ブリヂストンがいいものを作ってきてくれてプッシュしていけるので、楽しんで攻めていけそうだ。これでテストが終了して次は本番を待つばかり。とても良い状態にあるので、開幕戦からガンガン行くよ!」

D・ブリビオ、チーム監督談:
 「テストは非常にうまくいったと思う。必要なことをすべてやり終え、マシンをさらに改良して最終的にとても良い状態までもっていくことができた。なかでも最も良かったことは、バレンティーノの決勝用セッティングでのペースが十分に速かったこと。‘予選’セッションでトップにたてなかったことは残念だったが、今日はケイシーが強すぎた。2日間を振り返ってみれば、今回のテストの成果には十分に満足することができた。開幕戦までにもう少しやらなければならないことが残っているが、準備は基本的に整ったよ」

J・ロレンソ選手談(2日目 4位/1分39秒829/21周):

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 「昨日はいい感じで走れたが、今日は気温が下がってコンディションが変わってしまったため、スピードを維持することができなかった。今シーズンからはスペシャルタイヤが廃止されたことで、予選がかなり厳しいものになると思う。あのタイヤが僕のライディング・スタイルにとてもマッチしていて、予選タイヤは得意だっただけに、これからはその優位性を生かせなくなってしまうと思うと残念だよ。なるべく早くこの状況に慣れていかなければいけないだろうけど、僕のスタイルはブリヂストンの硬めのタイヤに合っているようなので、やっぱり去年までのようにうまくはいかないと思うんだ…。今日はストーナーが、柔らかめのタイヤを履いてとても速く、僕は手も脚も出ないというような状況だった。でも僕自身もフィーリングは良かったし、安定して速く走れたので、カタールの開幕戦では表彰台を狙っていくよ!」

D・ロマニョーリ、チーム監督談:
 「昨日と、そして今日の午前中のセッションが終わった時点では、もっと上位に近づけると思っていたが、結果はそのようにはならなかった。昨日チョイスした硬めのタイヤを使ったが、これはホルヘがとてもいいパフォーマンスをしたものだったのに、今日は気温が下がったため思ったような効果が出なかった。決勝用のペースは良くなってきたが、ケイシーについていくためにはまだまだ課題が多い。次はカタールでの本番。あそこはテストも順調だったので、上位を狙っていけると確信している」

C・エドワーズ選手談(2日目 10位/1分40秒305):

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 「序盤から40秒台前半が出ていたが、39秒台に入れるにはセッティングが追いつかなかった。攻めれば攻めるほど、チャターがひどくなってしまうので、どうしてもそこでスピードが抑えられてしまうんだ。原因は分かっていて、フロントフォークへの荷重がちょっと大きすぎるようなんだ。ケイシーは3ラップ目で早くも39秒1を出しているが、僕のマシンはまだその段階まで来ていないことが明らかなので、開幕戦まであとわずかというこの時期にリスクをおかすことはしたくなかった。それでもオフシーズンは順調に来ていて、ヤマハがいい仕事をしてくれたおかげでテストのたびに手応えを感じることができる。開幕戦ではモンスターとヤマハのためにいいレースをしたいね」

J・トーズランド選手談(2日目 16位/1分41秒425):

※コメントは1日目のものです。

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 「今日はかなり調子が良くて、以前の自信が戻ってきたような感じ。ほとんどの時間でトップ10をキープし、上位とのタイム差も1秒以内というところまで復活したからね。セパンでの大転倒後、前回のテストではもっと離されてしまっていたから、こうしてトップグループに挑んでいけるところまでタイムが戻ってきていることが分かって、今日はとてもうれしい気分なんだ。今日は80ラップを走行したが、これが僕に必要な時間だったと思う。ブリヂストンのリアタイヤがとても良かったので、今後はそのアドバンテージをもっともっと引き出していけるはずだと思えば、これも大きな励みになる。また今日はモンスター・ヤマハ・テック3のニューカラーをみなさんにお見せすることができたことも良かった。きっといいシーズンを送れるだろう。マシンも最高に素晴らしい!」

H・ポンシャラル、チーム監督談:
 「まず初めに、冬の間、一生懸命に頑張ってくれたすべての人たちに感謝の気持ちを伝えたい。長年の挑戦のなかでも今年は最高のシーズンになると確信しており、新しいパートナーであるモンスターと共に、テック3の未来は非常に明るいと思っている。オフシーズンはここまで非常に好調にきていたけれど、今日は残念な結果になってしまったと言わざるを得ない。コーリンは今回もチームとヤマハに大きく貢献してくれた。目標は車の獲得ではなく、新しいマシンとブリヂストン・タイヤについてもっとよく理解することで、これについては十分に満足のいくテストができたと思う。しかしジェームスのほうは今日また大転倒をしてしまった! セパンでも転倒があったが、その後順調に回復し、昨日は以前の自分を取り戻してきていたところだっただけに残念だった。でも彼は必ず、開幕までに100%復活してくれるはずだよ。チーム一丸となって、初戦のカタールに臨む。今から待ちきれない気持ちだ」


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