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2008年 YAMAHAレースリリース
ヤマハ・ライダー、新たなシーズンに向け準備万端 2008年2月7日
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上記写真はいずれも1月のフィリップアイランド・テストでのもの

 ヤマハ・モーター・イタリア・WSB・チームは、カタールとオーストラリアで行われた冬季テストを好調のうちに終了。来る2008シーズン開幕に向けて、すでに十分な準備が整った。
 昨シーズンは合計24回の表彰台を獲得した芳賀紀行とT・コルサーが、今シーズンも引き続き同チームから出場する。芳賀は昨年、6回の優勝を果たす活躍で、チャンピオンまであと2ポイントと迫るランキング2位を獲得している。

 2008年型YZF-R1に乗ったふたりは昨年11月にカタールで行われたテストで早くも、2007年型と比較して確実な進歩を見せており、2度目のテストとなる先月のフィリップアイランドでもさらに熟成を進めている。カタールのロサイル・サーキットは2月23日土曜日、今年も開幕戦の舞台となる。そしてその1週間後の3月2日日曜日にはフィリップアイランドで第2戦が行われる予定だ。
 カタールではコルサーが初日から速さを見せ、芳賀も最終日までに調子を上げてきた。コンディションの変化に悩まされたフィリップアイランドではライダー、メカニックともに苦労もあったが、チーム一丸となって2008年型ヤマハYZF-R1の最終調整に挑み、タイヤメーカーへのフィードバックにも大いに貢献した。


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 2007年型YZF-R1は昨年、芳賀とコルサーの手によりメーカータイトルを獲得。そして2008年型マシンも、この冬の間に総合的な開発プログラムが進められてすでに準備万端整っている。このマシンは、市販マシンにYCC-I可変インテークシステムを採用したもの。その試験的段階から高いポテンシャルを発揮し、おもに中速域で、よりスムーズでトルクのあるエンジンを実現。非常にパワフルなR1の低速ギアにおけるウイリーを低減しながら、従来のトップスピードを維持している。
 今年はレギュレーションの変更により、4気筒マシンの最低重量が162kgとなった。R1はこれに合わせてスイングアームの設計変更、軽量のアクラポヴィッチ製エキゾーストやカーボン製エアボックス、新設計の軽量ワイヤーなどの採用で軽量化が図られた。また最新型のリアスイングアームによって、より安定性が増し、タイヤの耐久性向上を促進して、また一歩完璧なものへと近づいた。オーリンス製サスペンション・ユニットもまた軽量化に貢献しており、実際の走行テストにおいてもすでに目に見える進化を遂げている。

 2008年型マシンの外観やカラーリングは2007年型をベースに、スポンサーのSantander、Sika、Akrapovic、Fabbriのロゴが側面に入る。マシン溶接を行う会社、FIMERはヤマハ・モーター・イタリアと長年にわたる協力関係があり(ヤマハ・インポーターから引き継いだものではあるが)、現在、ヤマハ・モーター・イタリア・WSB・チームと3年間の契約を締結しチームをサポートする。
 2008シーズンの全15戦はすべてのライダーにとって厳しいものとなる。比較的長いレースがカタール、オーストラリア、アメリカ、インドネシアの4戦となり、また世界選手権ワールド・スーパーバイクの舞台としては初めて、あるいは約10年ぶりの開催となる場所が4か所ある。

 シーズン開幕前の最終テストは2月12日と13日に行われる予定。そして開幕戦のプラクティスが2月21日木曜日に始まり、22日金曜日にスーパーポール、23日土曜日に決勝が行われる。



芳賀紀行選手談:

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 「今シーズンは30レースもあり、日本人6人を含め多くの素晴らしいライダーが出場する。今は彼らとのバトルをとても楽しみにしているよ。今シーズンはきっと、モトGPよりもワールド・スーパーバイクのほうが面白くなるだろう。だからみんな、地元のレースではぜひサーキットに足を運んでバトルを見てほしいんだ。すべてのライダー、チームの能力が確実に上がっているので、今の時点では、最大のライバルが誰になるのかはわからない。まずはみんなの戦いぶりを見てみなければならない。フィリップアイランドのテストではスズキとドゥカティが速かった。でもホンダはまだ見ていないから何とも言えないんだ。YCC-I可変インテークシステムによって加速性能が向上し、エンジンはあらゆる領域で扱いやすくなっている。競争力は十分に高いが、レースではいつもそうであるように、我々は依然としてさらに改良することができないかと考え続けている。これからシーズン終了まで、2008年型R1の開発を続けていく決意だ」


T・コルサー選手談:

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 「カタールでのテストは非常に順調で、フィリップアイランドでもいろいろな新しいものを試すことができ充実していた。エンジンは明らかにパワフルになっているし、そのほかの要素も向上。とくに電子制御システムが良くなっている。フィリップアイランドでは、ラップタイムそのものにはあまりこだわらず、テストすべき項目をすべてやり終えるために、とにかく周回数をこなすことにした。これで最高のマシンが出来上がり、多くのデータを収集し、またチームのみんなで頑張っていけると確信できた。新型サスペンションは確かに改良されているので、あとはもう少しこれに慣れることだけ。そのチャンスはもうすぐやってくる。カタールでまた2日間のテストがあるからだ。YCC-Iシステムについても同じことで、明らかに向上していることがわかった。ヤマハが冬の間に懸命に取り組んでくれたおかげだ。開幕前の最終テストで必ず、しっかりと準備を整えることができるだろう。他のライダーたちのことはまだあまり見ていないんだけれど、厳しい戦いになることは間違いないだろう」

M・メレガリ、ヤマハ・モーター・イタリア・WSB・チーム・コーディネーター談:
 「カタール・テストはとても順調だった。オーストラリアでは課題もいくつかあったが、マシンの状態には非常に満足している。カタールでは大きく前進でき、オーストラリアでも昨年よりもタイムが向上した。
 2008年型マシンについては、他メーカーよりもいくらか優勢であると感じている。このあとはテストとしてではなく、実際のレースのなかで新型1200cc・2気筒マシンの本当のポテンシャルを知ることになるだろう。ひとつ確かなことは、昨年のマニクールでダブルウインを果たしたときに比べても、すでに確かに向上しているということ。様々な分野での改良がおこなわれたおかげだ。そのひとつが新しい最低重量制限に沿って行われた軽量化。また新型リアスイングアームは走行中のフィーリングを向上させている。
 今、我々は目標にしっかりと照準を合わせ、開幕に向けての準備ができた。そしてチームの誰もが同じ目標に向かっている。我々のチームにはふたりの素晴らしいトップライダーがいる。しかもふたりのコンビネーションは最高だ。ノリとトニーは経験豊富で、目標達成に対するモチベーションが非常に高い。紀行はこのテストで多くのことに率先して取り組み、1日1回以上のロングランを行った。素晴らしいことだと思う」


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