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2005年 YAMAHAレースリリース
ヤマハ・リッチ・レーシングの2006年MX2参戦体制
グンダーセンの加入が決定
2005年10月8日

 ヤマハ・リッチ・レーシングチームはこのほど、ノルウェーの24歳、ケネス・グンダーセンと2006シーズンの契約を決定。グンダーセンは、すでに契約が完了しているA・キオディ、D・グアネリとともにYZ250FでMX2クラスに参戦する。キオディは今シーズン、ランキング3位を獲得した実力の持ち主。一方の若きイタリアン、グアネリも大きな成長を見せ、初めてのヒート優勝(第5戦ヨーロッパGP/トッチェンサル)を果たしランキング11位の成績をおさめている。

 グンダーセンは2001年、125ccクラスに参戦し3回の優勝を含む活躍でランキング4位を獲得。2004年と2005年はMX1に参戦したが、怪我のためそのほとんどを棒に振った。モトクロス人口の比較的少ないノルウェー出身ながら、世界の舞台への進出を果たし、柔らかいサンドコースでのスペシャリストとして知られ注目されているライダーだ。

 1996年から1999年にはYZに乗り、多くのノルウェー国内選手権タイトルを獲得したグンダーセン。「怪我で2年間も辛い時期が続いていたが、ようやく復帰することができた。そして2006年シーズンからはMX2に参戦することになり非常に楽しみだ。この新しいチャレンジは、ここからもう一度、僕の将来を組み立てていくことを意味している。リッチ・チームとヤマハはこれまでも素晴らしい活躍をしているので、僕も頑張っていきたい。

 1997年から1999年まで3年連続で125ccクラスのタイトルを獲得しているキオディ(34歳)もまた、度重なる怪我に悩まされた経験をもつが、少しずつ調子を回復してついにはMX2の上位に返り咲いた。2005年シーズンは第2戦GPの優勝を含む7回の表彰台と活躍。「でも今シーズンの成績には満足していないんだ。もっと上を目指すためにも、苦しい時期を支えてくれたこのチームで戦い続けることがベストだと思う。来年は3年目となるが、タイトル獲得にむけてさらに前進できるだろう。僕を勇気づけ支えてくれるのが新型YZ250F。栄冠に向かって加速できそうだ」

 一方、ヨーロッパGPでふたりのチームメイトの間にはさまれて表彰台中央に上り、勝利の喜びを味わったグアメリ。「来シーズンもこのチームで戦えることを非常に嬉しく思っている。チームもバイクも、そしてチームマネジャーのイラリオもまた僕にとってはパーフェクトな存在だ。イラリオはマシンのこと、トレーニングの方法、決勝での作戦など、レースに関するあらゆる面で僕をサポートしてくれる。今シーズンはよく腕上がりの症状に悩まされたので、これを克服すべくさらにハードなトレーニングを行い、万全の状態で新しいシーズンに臨みたい」

 ヤマハ・リッチ・レーシングチームはヤマハ・モーター・イタリアとヤマハ・モーター・ヨーロッパのサポートを受け、今シーズンはヨーロッパGP/トッチェンサル(ドイツ)で表彰台を独占する活躍。またマクファーレンとキオディがそれぞれランキング2位と3位を獲得した。同チームは来シーズンも引き続きYRRD(Yamaha Rinaldi R&D)製パーツを搭載するYZ250Fを使用する。
 
 ヤマハ・リッチ・チームの監督、イラリオ・リッチは次のように語っている。「ケネスのチーム加入が決定し嬉しく思っている。2年間も厳しい時期が続いて、ファンはそろそろ彼を忘れかけているかもしれないが、我々は彼の能力を評価しておりチームへの貢献を信じている。まだ若いが経験は豊富で努力を怠らない素晴らしいライダーだ。キオディ、グアネリ、グンダーセンと3人はともにキャラクターが異なるが、共通の速さをもつ面白い顔ぶれが揃った」



ヤマハ・リッチ・レーシングチーム 2006年出場選手プロフィール


ケネス・グンダーセン

1997年:

ヨーロッパ選手権MX 125cc ランキング4位、
ノルウェー国内選手権MX 125cc/ 250ccオープンクラス・チャンピオン

1998年:怪我で出場せず

1999年:

世界選手権MX125ccランキング19位 、
ノルウェー国内選手権MX125cc/ 250ccオープンクラス・チャンピオン

2000年:世界選手権MX125ccランキング7位

2001年:世界選手権MX125ccランキング4位

2002年:世界選手権MX250ccランキング5位

2003年:世界選手権MX1ランキング5位

2004年:世界選手権MX1ランキング20位 (怪我)

2005年:怪我。8月にレース復帰



アレッシオ・キオディ

1984年:レース開始

1994年:世界選手権MX125ランキング2位

1995年:世界選手権MX125ランキング2位

1996年:世界選手権MX250 ランキング16位

1997年:世界選手権MX125チャンピオン

1998年:世界選手権MX125チャンピオン

1999年:世界選手権MX125 チャンピオン

2000年:世界選手権MX125ランキング33位(怪我)

2001年:世界選手権MX125 ランキング6位

2002年:世界選手権MX250ランキング10位

2003年:世界選手権MX125ランキング8位

2004年:世界選手権MX2ランキング5位

2005年:世界選手権MX2ランキング3位



ダビデ・グアネリ

2001年:イタリア国内選手権MX125ジュニア・エキスパート

2002年:イタリア国内選手権MX125ランキング12位

2003年:

イタリア国内選手権MX125ランキング3位、
世界選手権MX125ランキング17位

2004年:怪我

2005年:世界選手権MX2ランキング11位

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