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バレンティーノ・ロッシ選手、セパンテストに向けて 2004年1月24日

 1月24日(土曜日)からの3日間、バレンティーノ・ロッシ選手がヤマハYZR-M1の初めてのテストを行います。場所はマレーシアのセパン・サーキット。初めてYZR-M1に乗るに当たり、世界中の彼のファンに向けて、いくつかの質問に答えてくれました。


■ヤマハM1の初テストはどのようなものになりそうですか? 何を期待しますか?

 バイクに乗ること自体、久しぶり――2ヶ月以上乗っていないからね。それに今度は何もかもが初めてのことになるので、ほとんどゼロからのスタートだと思っている。1日目は加速とブレーキングの調子を見ながら、ライディングの感覚を取り戻していくだけの作業になるだろう。M1は今まで乗っていたバイクとはまったく違うものだと思う。

■昨年のチームスタッフが一緒にヤマハに加入したことは、あなたにとってアドバンテージになりますか?

 これは非常に大きなアドバンテージ。とくに新しいマシンに乗る場合、まずマシンを理解し、何を変更すべきか考え、そしてセッティング煮詰めていかなければならない。そんな時に僕のことをよくわかってくれているスタッフがそばにいてくれれば、必ず大きな助けになるんだ。彼らは4年間も一緒に頑張ってきた仲間で、そして今では世界中で最高のチームだ。


■これまでのあなたは、1年目を準備のシーズンに当て、2年目でタイトルを取ってきました。しかしクルー・チーフのジェリー・バージェスは、今度は1年目の今シーズンにチャンピオンになれると言っています。あなたの考えはどうですか?

 まだバイクにも乗っていないから、何とも言えないね。ただ1年目でチャンピオンになるというのは、誰にとっても簡単なことじゃない。競争力を高め、レースで勝てるようになるまでには、やはり時間が必要だと思うんだ。シーズン中盤までにトップレベルに上がり、後半戦で何度か優勝を狙っていくつもり。

■最大のライバルは誰になりそうですか?

 去年のことを考えれば、ビアッジ、ジベルナウ、ヘイデンあたりになるだろう。それからカピロッシも速いね。

■明日(土曜日)、またこの3日間の目標は何ですか?

 この3日間で新しいマシンを理解し、何か気になるところがあれば、それをエンジニアに出来るかぎりフィードバックしていきたい。

■これまでの2年間、ライバルとして戦ったヤマハM1にどのような印象を持っていますか?
 
 2002シーズンのM1は、ホンダより優っている部分もあったし、逆に劣っている部分もあったが、全体としてはほぼ同じレベルにあったと思う。しかし2002年と2003年の間のシーズンオフ、ホンダは大きく前進したんだ。そのあとヤマハは、どうにも追いつくことができなくなった。




■セパンは好きなサーキットだと思いますが、テスト用としてはどうでしょうか? 新マシンの総合的評価がうまくできそうですか?

 タイトなヘアピンから長い高速コーナーまで、いろんなタイプのコーナーがあり、世界中でも最高のサーキットのひとつ。またコース幅が広く路面も素晴らしい。テストコースにも向くと思う。

■なぜ他のメーカーでなく、ヤマハを選んだのですか?

 まず、ヤマハが現在のモトGPのなかでホンダに次ぐ2番目のファクトリーであること。そしてまた、彼らと話し合いをした際、とても良い印象を受けたから。

■4月の開幕戦、ウェルコムでは、どのくらいまで行けそうですか?

 それはこれからのテストにかかっている。テスト・プログラムがどのように進み、またマシンの改良がどの程度、順調に進んでいくかが鍵。緒戦から勝利というわけにはいかないだろうけど、もちろん、できるだけ早く勝てるようになりたい。

■今年もし勝てなければ、それはマシンの技術がライダーの能力よりも重要だということになる?

 そういうこと。

■過去にメーカーをスイッチして成功したライダーと言えば、最高峰クラスではエディー・ローソンがいます。あなたはなぜ、メーカーを変えようと考えたのですか?

 なぜ、ということじゃなくて、ただホンダに乗るモチベーションがなくなっただけ。3年連続でタイトルを獲得し、好きなコースでも嫌いなコースでも優勝して、どんな条件でも優勝して……そうなったら、あとは何が残っているというの?

■イタリアのあなたのファンは、ヤマハへの移籍をどうとらえていますか?

 満足しているよ。

■始めは負けると見せかけて、それから勝って驚かすようなことをしますか?

 人気者になろうとは思ってないよ。以前はそんなところがあったかも知れないけど、でもそれで負けちゃったら大問題。僕が2位になるとしたら、走りがひどかったか大きなミスをしたかのどちらかなんだけど、かといって、いつでもそれが理由だったわけでもない。モトGPの2位や3位は起こりうること、普通のことさ。

■今でも500ccの2ストローク・マシンが好きですか?

 うん、いつもね。

■それはどうしてですか?

 500に乗るのがすごく楽しかったんだ。でも今のバイクもパワーがあってとてもいいよ。

■明日はどうなりますか?

 とても楽しみ。ほんとうに。この初テストを、2ヶ月も待っていたんだからね。明日のテストは僕にとって仕事って感じじゃなくて、ただただ楽しみにしている。


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