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ヤマハ発動機の技と術



多気筒エンジン(マルチシリンダー)

Yamaha motorcycle Technology

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なぜ単気筒はハイパワー化に向かないか?

高出力を得るためにエンジンは大排気量化、多気筒化が進められてきましたが、そもそもなぜ、多気筒化する必要があるのでしょう。1個のシリンダーで燃焼室を大きくして排気量を稼げば・・・という疑問もあるでしょう。実はガソリンエンジンでは、ひとつの気筒あたり燃焼室の内径は10cm程度が限度です。燃焼は点火プラグに近いほうから順番に進むので、燃焼室全体の混合気を燃やしきるにはある程度の時間が必要です。燃焼室の容量が大きいと、燃焼に時間がかかりバイク用エンジンとしては、実用的でなくなってしまうのです。つまり大排気量化=ハイパワー獲得の手段として多気筒化(マルチ化)が実用化されてきたのです。
そんな多気筒エンジンですが、直列2気筒、直列3気筒、直列4気筒、V型2気筒、V型4気筒などがあり、モデルのコンセプトに基づいて採用されています。直列の多気筒エンジン(マルチシリンダー)では、気筒数が多くなるにつれて左右幅が広がりますが、近年はよりコンパクトに設計されています。一方前後にVの字で気筒を配したV型多気筒エンジンでは左右幅を狭くできスリムなボディに仕上げることができます。こうした多気筒化で、単気筒では実現できない大排気量化が可能となっているのです。

 
multicylinder
 
 

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