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ヤマハ発動機の技と術



前方吸気・後方排気

Yamaha motorcycle Technology

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前方吸気・後方排気って何だろう?

単気筒エンジンのシリンダーは、ほぼ水平か前傾で配置されるのが普通でした。従来市販されていたFI(フューエルインジェクション)のバイクも、キャブレターのあったところにFIをおく配置でしたが、その定石を捨てたモデルがありました。YZ450F(2010年モデル)です。
エンジンから車体まで全てのメカニズムを、マシンの総合力に向けて集約し、“扱い易い出力特性とマス集中化”を狙って開発・誕生。そのレイアウトが<前方ストレート吸気FI・後傾シリンダー・後方排気>でした。
前方吸気は、車両前のダクトから新気を取り込むので、エンジン熱の影響を受けずに冷気を吸入でき、自車の跳ねあげたダストを吸い込みにくいのです。今ではこの独創のレイアウトは、ヤマハの4ストロークYZ&WRシリーズ全車種に採用されています。
とりわけユニークなのが、蛇がシリンダーブロックを取り巻くような形の「エキパイ」(エキゾーストパイプ=排気装置/2014年のYZ450F、YZ250Fから採用)です。もちろんエキパイなしでもエンジンは動くことは動きますが、実はトルクが出ません。運転中エキパイの内部では排出されたガスが脈動を作ります。この脈動”波”は、エキパイの出口で跳ね返りエンジン側へ戻り、これが排気を促進、さらに実は吸気に貢献しており、エンジン本来の力が発揮されるのです。このユニークなエキパイには、エンジン本来の性能を引き出す鍵があります。

 
 
 

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