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ヤマハ発動機の技と術



鍛造ピストン

Yamaha motorcycle Technology

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「鍛造ピストン」は軽くて丈夫?

自動車・二輪車のエンジン用ピストンは、常に往復運動を繰り返している極めて多忙なパーツのひとつです。材質には、溶けたアルミを金型に流し込みかためる鋳造(ちゅうぞう)品が主流でした。強度や熱に対する特性など、ピストンの特性に優れていたからです。
それを一歩超えるのがアルミ鍛造(たんぞう)ピストンです。アルミ合金を溶かさずに、一定の加熱と圧力を加え、強さを鍛えながらカタチを整える方法によるものです。アルミ合金を溶かさず加工するので、アルミ組織への影響が少なく、本来持っている強度が活かされます。
その結果、スカート部を含めピストン全体を薄く設計でき、ピストン単体で軽量化できることから、ピストンの往復運動で発生する無駄なエネルギーを軽減。また鋳造に較べると、高温での強度に優れる特徴もあります。
このメリットを活かし、エンジンの高出力化と信頼性確保を両立するために、ヤマハは、1996年から大排気量スポーツモデルを中心に鍛造ピストンを積極的に採用。現在ではスーパースポーツモデルをはじめ、ASEAN向けスクーターを含め、数多くのモデルにアルミ鍛造ピストンを採用することで、軽快な走りを支えています。

 
 
 

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