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CO2排出量の削減

CO2排出量削減のための取り組みをご紹介します。

ヤマハ発動機グループのCO2排出量の推移


 ヤマハ発動機グループは、二輪車を中心とした輸送機器メーカーであり、環境分野における最重要課題として温室効果ガスの削減を進めています。
 グループ共通の目標としては、「CO2原単位削減1%/年」を設定し、製品の開発、製造など、事業活動全般における温室効果ガスの削減を進めています。
 2016年のCO2排出量は、前年比で9千t-CO2削減し、548千t-CO2となりました。また原単位は、売上額が為替影響により減少し、前年比7%悪化となりましたが、当社グローバルユーティリティーコスト削減活動規準年としている2012年比では29%改善となっています。今後も、国内外グループ会社のエネルギー使用のモニタリングと削減活動を継続し、温室効果ガス削減に取り組んでいきます。

 
ヤマハ発動機グループ CO2排出量
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※小数点以下を四捨五入しているため、文中と一致しない箇所があります

ヤマハ発動機グループ 地域別CO2排出量
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ヤマハ発動機の製造段階におけるCO2排出量と売上高原単位

 ヤマハ発動機の全社製造枠での2016年度目標は、2009年度比原単位7%削減に対し原単位23%削減となり、目標達成しました。前年比でも5%改善となりました。
 また、太陽光発電やコージェネレーションなどの新エネルギーの利用量は12千MWh(全使用電力の6%)で、CO2削減量は3.9千t-CO2(火力換算)となっています。今後も引き続き、省エネ設備の導入や、運用管理の徹底と改善を進めていきます。

ヤマハ発動機 CO2排出量
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※小数点以下を四捨五入しているため、文中と一致しない箇所があります

ヤマハ発動機グループ 再生可能エネルギー利用量
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工場における太陽光・風力を利用した発電システム

 ヤマハ発動機グループでは太陽光、風力による発電システムを導入しています。2004年に本社工場へ太陽光発電を設置して以来、順次、導入を進め、再生可能エネルギーの利用拡大を推進しています。
 海外拠点への導入も進めており、2016年は、インドで4,000kw、アメリカで150kwの太陽光発電の運用を開始しています。
 2016年の発電量は年間4,210MWh(約2,095トンのCO2削減効果)となり、各工場操業や事務所の照明や空調などにも使用されています。

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日本 袋井工場 太陽光60kw
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日本 中瀬工場 風力1kw
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インド IYM-SJP 太陽光4,000kw
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アメリカ YMMC 太陽光150kw
日本で蓄積したノウハウを全世界へ

 2016年も継続して、ヤマハ発動機グループの一層のCO2削減を目指して活動を進めてきました。
 主要な活動としては、 2013年よりグローバルユーティリティコスト削減活動(GUTS)を展開し、国内外のグループ会社の省エネルギーを推進しています。
 このプロジェクトでは、これまで日本国内で蓄積した省エネノウハウを、海外グループ会社と共有・協力しながら、グループ全体のCO2削減を進めています。
 今期の活動では「コンプレッサー運用ロス削減」「エアー漏れ削減」「設備の不要時停止」「加工機補機の自動停止化」「炉の遮熱塗装」等に取り組み、これらの成果は原単位の改善(活動を開始する前の2012年比:29%減)や、CO2排出量の削減(2012年比:12%減)につながっています。
 活動開始後、日本国内グループ会社を含めた全13カ国30拠点に訪問し、グループ全体のCO2排出量の98%をカバーする範囲まで活動の輪を広げ、エネルギーロスの削減を推し進めています。
 今後もCO2削減のため、各工場・各事業所ごとの一層の排出量削減に向けた活動を進めていきます。

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ベトナムYPMVにて、エアーコンプレッサーの運用改善指導を実施
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タイYPMTにて、エアー漏れ対策を実施

物流段階におけるCO2排出量削減

 ヤマハ発動機の各部門の物流におけるCO2削減については、「輸送効率を年あたり平均1%削減(2006年を基準として)」という目標を掲げています。省エネ効果とコスト効果の両立をはかりながら削減効果が高いものから実施することを基本方針に、物流におけるCO2削減を統合的に進めるワーキンググループを設置して取り組みを進めています。
 2016年は生産レイアウト再編が完了し、物流が改善されたため、貨物輸送量及び輸送距離が減少し、物流に伴い排出されるCO2の総量は2.1%削減されました。
 一方でプレジャーボートなど輸送効率の低い(積載率低)商材が増え、原単位では2.4%悪化してしまいました。
 今後も継続して輸送効率の向上を目指していきます。

ヤマハ発動機の物流におけるCO2排出量
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ヤマハ発動機の輸送効率
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製品におけるCO2排出量削減

アセアン地域で戦略モデルの「GDR155(AEROX155)」発売

 ヤマハ発動機株式会社は、スタイリッシュなフォルムとスポーティな乗り味を調和させたスクーターの新製品「GDR155」をアセアン地域における戦略モデルとして開発しました。本モデルの導入により、ビッグスクーターへと繋がるスポーティスクーターカテゴリーをアセアン地域に新たに構築することを目指します。ベトナム向けはモデル呼称「NVX」、タイ向けは「AEROX」として2016年12月から発売、以後インドネシアなどアセアン各市場に導入します。
 「GDR155」は、“ASEAN Best Sporty Scooter”を目指して、上昇志向の25~30歳男性をターゲットに開発しました。”BLUE CORE”エンジンには始動用動力と発電を兼ねる当社初のスマート・モーター・ジェネレーターを織り込み、静かな始動性を実現するとともに発電ロス低減を図りました。
 主な特徴は、1)優れた加速性と低燃費を実現する155cc水冷”BLUE CORE”エンジン(VVA※1採用)、2)スポーティな走行性に寄与する116kg軽量ボディ、3)高い運動性能と上質感を表現した斬新なデザイン、などです。
 標準モデルに加え、サブタンク付きリアサスペンションとウエーブ形状フロントディスクを採用した「Rバージョン」、ストップ&スタートシステム※2、スマートキー、ABSを採用した「Aバージョン」を設定しました※3
 生産はベトナム、タイ、インドネシアの各工場で行い、各国のお客さまの嗜好を取り入れたカラー&グラフィックで豊富なバリエーション展開を行います。

 
※1
VVA:可変バルブシステム(Variable Valve Actuation)
※2
当社におけるアイドリングストップ機構の名称
※3
各国により導入する仕様は異なります
NMAX

ヤマハ発動機グループのCO2排出量データ

 ヤマハ発動機グループの2016年度のエネルギー投入量は全体で1,013万GJとなり、74%が電力で750万GJが投入されています。そのうち、約80%が日本を含めたアジアで占められています。エネルギー使用量削減のため、溶解炉空気比管理システムの導入や熱処理炉の断熱、工場への省電力設備の導入、コンプレッサー運用効率改善、エアー使用量の削減などに計画的に取り組んでいます。

エネルギー別(2016年度)
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エリア別(2016年度)
日本 北米 欧州 大洋州 アジア 中南米 中国 総排出量
製造 136,924 51,232 6,044 0 298,718 4,851 30,418 528,186
非製造 2,541 7,174 4,273 1,163 3,569 23 1,094 19,837
合計 139,464 58,405 10,317 1,163 302,287 4,874 31,512 548,023
比率 25% 11% 2% 0% 55% 1% 6% 100%

(単位:t-CO2)
注)小数点以下四捨五入のため、合計が一致しない箇所があります。

上位10ヵ国(2016年度)
RANK 国名 CO2排出量
1 日本 139,464 25.4%
2 インドネシア 130,946 23.9%
3 インド 64,606 11.8%
4 アメリカ 57,157 10.4%
5 ベトナム 36,257 6.6%
6 タイ 32,710 6.0%
7 中国 31,512 5.8%
8 台湾 30,178 5.5%
9 マレーシア 5,730 1.0%
10 フランス 4,288 0.8%

(単位:t-CO2)
注)小数点以下四捨五入のため、合計が一致しない箇所があります。

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