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CO2排出量の削減

CO2排出量削減のための取り組みをご紹介します。

ヤマハ発動機グループのCO2排出量の推移


 二輪車を中心とした輸送機器メーカーであるヤマハ発動機グループは、温室効果ガスの削減を環境分野における最重要課題として取り組みを進めています。グループ共通の目標として「CO2原単位削減1%/年」を設定し、製品の開発、製造など、事業活動全般における温室効果ガスの削減を進めています。
 また、2013年からは、海外を含む全製造拠点を対象としたグローバル省エネ活動を展開し、環境性(CO2削減)と経済性の両立を目指した活動を行っています。日本で培った省エネ技術を国内外のグループ会社へ導入し、エネルギーの効率的利用を進めています。

 
ヤマハ発動機グループ CO2排出量
スコープ1,2
グラフ
2017年から、発電による削減効果を考慮しない総排出量として算出。
過去データも同様の算定方式により見直し。
ヤマハ発動機グループ 地域別CO2排出量
スコープ1,2
グラフ
スコープ1 事業者から直接排出される温室効果ガス
スコープ2 事業者の電気・熱・温水の使用によって排出される温室効果ガス
注記
集計範囲 ヤマハ発動機及び製造、非製造を含む子会社、関連会社115社
CO2排出係数 ガソリン:2.32t-CO2/kL、灯油:2.49t-CO2/kL、軽油:2.62t-CO2/kL、A重油:2.71t-CO2/kL、LPG:3.00t-CO2/t、ブタン:3.03t-CO2/t、天然ガス(海外)1.81t-CO2/千m3、都市ガス13A(日本):2.03t-CO2/千m3、石炭(中国):1.93t-CO2/t、他人から供給された温水:0.057t-CO2/GJ
電力t-CO2/千kWh、日本:0.381、米国(California:0.365、Southeast:0.708、Ohio Valley:0.892、Florida:0.631、ERCOT(Texas):0.639、Tennessee Valley:0.623)、カナダ:0.209、オランダ:0.440、イギリス:0.467、イタリア:0.455、フランス:0.087、スペイン:0.383、ポルトガル:0.452、スウェーデン:0.051、ドイツ:0.453、トルコ:0.462、ロシア:0.325、インド:0.942、シンガポール:0.526、台湾:0.628、中国:0.851、ブラジル:0.085、アルゼンチン:0.371、ペルー:0.206、コロンビア:0.121、メキシコ:0.522

温室効果ガス排出量の把握と排出量削減活動

 ヤマハ発動機グループでは、企業活動に伴って工場で使用する燃料の燃焼等からの温室効果ガスの直接的な排出(スコープ1)、工場・オフィスでの電力使用等による間接的な排出(スコープ2)、それ以外の排出(スコープ3)を把握し、その削減に努めています。
 今後も、エリア別の直接・間接排出量をより詳細に把握し、工場・事業所ごとに一層の排出量削減に向けた活動をしていきます。

グラフ
注記
集計範囲 スコープ1,2:ヤマハ発動機及び製造、非製造を含む子会社、関連会社115社
スコープ3:ヤマハ発動機グループ
算定方法 平均燃費または電気使用率に基づく1台当たりのエネルギー使用量に生涯使用年数と年間販売台数を乗じて算定しています。
排出係数 ガソリン:0.002322t-CO2/ℓ 電気:0.000512t-CO2/kWh

製造段階におけるCO2排出量削減

 ヤマハ発動機の全社製造枠での2017年度目標は、2009年度比原単位8%削減に対し原単位37%減となり目標達成しました。但し前年比では、大型設備の導入などにより1%の悪化となりました。
 また、太陽光発電やコージェネレーションなどの新エネルギーの利用量は13千MWh(全使用電力の5%)でした。今後も引き続き、省エネ設備の導入や、運用管理の徹底と改善を進めていきます。

ヤマハ発動機 CO2排出量
グラフ
2017年から、発電による削減効果を考慮しない総排出量として算出。
過去データも同様の算定方式により見直し。
ヤマハ発動機グループ 再生可能エネルギー利用量
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工場における太陽光・風力を利用した発電システム

 ヤマハ発動機グループでは太陽光、風力による発電システムを導入しています。2004年に本社工場へ太陽光発電を設置して以来、順次、導入を進め、再生可能エネルギーの利用拡大を推進しています。海外拠点への導入も進めており、2017年にインドデリーでは4.0MW→6.2MWへ太陽光発電の拡大をしました。
 2017年の発電量は年間8,056MWh(約7,302トンのCO2削減効果)となり、各工場操業や事務所の照明や空調などにも使用されています。

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インド IYM-CHE 太陽光1,000kw
日本で蓄積したノウハウを全世界へ

 2017年も継続して、ヤマハ発動機グループの一層のCO2削減を目指して活動を進めてきました。
 主な活動として、 2013年よりグローバルユーティリティコスト削減活動(GUTS)を展開し、国内外のグループ会社の省エネルギーを推進しています。
 このプロジェクトでは、これまで日本国内で蓄積した省エネノウハウを、海外グループ会社と共有・協力しながら、グループ全体のCO2削減を進めています。
 今期の活動では「コンプレッサー配管連結」「電動機の不要時自動停止化」「炉の遮熱塗装」「油圧モーターサーボ化」「排熱回収精密空調機導入」等に取り組み、これらの成果は原単位の改善(活動を開始する前の2012年比:37%減)や、CO2排出量の削減(2012年比:13%減)につながっています。
 活動開始後、日本国内グループ会社を含めた全13カ国30拠点に訪問し、グループ全体のCO2排出量の98%をカバーする範囲まで活動の輪を広げ、エネルギーロスの削減を推し進めています。
 今後もCO2削減のため、各工場・各事業所ごとの一層の排出量削減に向けた活動を進めていきます。

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TBI(インドネシア)にて計測器の使い方を指導
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IYM(インド)の省エネメンバーと集合写真

物流段階におけるCO2排出量削減

 ヤマハ発動機の各部門の物流におけるCO2削減については、「輸送効率を年あたり平均1%削減(2006年を基準として)」という目標を掲げています。省エネ効果とコスト効果の両立をはかりながら削減効果が高いものから実施することを基本方針に、物流におけるCO2削減を統合的に進めるワーキンググループを設置して取り組みを進めています。
 2017年は、積載率の向上、集約輸送、輸送効率の向上等に取り組み、物流に伴い排出されるCO2は、原単位で前年比9.7%削減されました。
 今後も継続して輸送効率の向上を目指していきます。

ヤマハ発動機の物流におけるCO2排出量
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ヤマハ発動機の輸送効率
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製品梱包時におけるCO2排出量削減

 世界包装機構(WPO:World Packaging Organization)主催の「ワールドスターコンテスト2017」において、『ヤマハ船外機:補修用部品の包装改善』がワールドスター賞を受賞しました。今回受賞した改善は製品固定方法を改良して作業費と資材費のコストを削減しています。
 従来の製品姿に沿った資材受け方法から、製品重心位置と鋭利形状を一点集中で固定することで資材を簡素化しています。また、荷重を受ける資材に廃材の紙管を利用しています。これにより、作業費と資材費の10%削減と梱包及び廃棄作業性の向上・資材の軽量化・CO2削減にも貢献しています。

 
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ヤマハ発動機グループのCO2排出量データ

 ヤマハ発動機グループの2017年のエネルギー投入量は全体で988万GJとなり、72%が電力で715万GJが投入されています。そのうち、約85%が日本を含めたアジアで占められています。電力使用量削減のため、電力見える化設備導入による現状分析と削減活動の実施、工場への省電力設備の導入、事務所におけるLED照明の導入などに計画的に取り組んでいます。

種類別エネルギー使用量(2017年)
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注記
単位発熱量 購入電力:9.76GJ/千kWh、ガソリン:34.6GJ/kL、灯油:36.7GJ/kL、軽油:38.2GJ/kL、A重油:39.1GJ/kL、LPG:50.2GJ/t、ブタン:49.6GJ/t、天然ガス:35.2GJ/千m3、都市ガス:41.1GJ/千m3、温水 1.36GJ/GJ
エリア別(2017年度)
日本 北米 欧州 大洋州 アジア 中南米 中国 総排出量
製造 144,776 51,341 6,283 0 296,545 5,026 31,446 535,416
非製造 2,412 5,824 4,133 1,292 1,889 17 1,578 17,145
合計 147,187 57,164 10,416 1,292 298,434 5,043 33,024 552,561
比率 27% 10% 2% 0% 54% 1% 6% 100%

(単位:t-CO2
注)小数点以下四捨五入のため、合計が一致しない箇所があります。

上位10ヵ国(2017年度)
RANK 国名 CO2排出量
1 日本 147,187 26.6%
2 インドネシア 132,570 24.0%
3 インド 57,709 10.4%
4 アメリカ 56,157 10.2%
5 タイ 36,754 6.7%
6 ベトナム 34,575 6.3%
7 中国 33,024 6.0%
8 台湾 28,862 5.2%
9 マレーシア 5,730 1.0%
10 フランス 4,400 0.8%

(単位:t-CO2
注)小数点以下四捨五入のため、合計が一致しない箇所があります。

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