ヤマハ発動機 統合報告書2022
74/94

役員人事委員会 役員の選任・解任や報酬決定等における透明性や客観性を高めるため、取締役会の指名・報酬に関する任意の諮問機関として役員人事委員会を設置しています。審議プロセスの透明性、取締役会への答申内容の客観性・妥当性を担保するため、社外取締役が過半数となる構成とし、原則年6回以上開催しています。 「指名」に関する役割として、将来への経営戦略およびそれを実践するための人物要件等を確認しながら、最高経営責任者(CEO)・取締役・監査役・執行役員の選任・解任や、経営幹部候補者の選定および育成プランにかかわる審議を行っています。また、ガバナンス強化の一環として、CEOの業務レビュー・評価に基づき選任・解任を判断するための制度を導入しています。具体的には、CEO懇談会(社外取締役および社外監査役7名、座長:上■取締役)において、CEOとの 取締役および監査役が備えるべき専門性・経験の選定 当社は、取締役および監査役がその役割・責務を実効的に果たすため、事業経営にかかわるそれぞれの分野について、社内外を問わず十分な知識と経験を有する人材で構成される必要があると考えています。会取締役監査役財務・ ファイナンス・ ESG・サステナ グローバル リスク管理経験72渡部 克明日髙 祥博丸山 平二松山 智彦設楽 元文中田 卓也上■ 健宏田代 祐子大橋 徹二廣永 賢二齋藤 順三河合 江理子社外/独立戦略的対話を通じて、当社のCEOとして必要な資質を有し適切に発揮しているかといった観点から、経営者としての業務執行状況等を含む非財務的評価を行いました。この結果は役員人事委員会から取締役会に報告され、CEOを含む執行役員の選任を決議しています。客観性・公正性が担保されたプロセスにより、最適・最良の経営者が経営執行するガバナンスを構築していきます。 「報酬」に関する役割としては、CEO・取締役・執行役員の評価基準および報酬体系について審議・決定し、中長期的な企業成長への貢献、および当該年度の経営業績から、全社・個人の業績評価を行い、株主総会で決議された報酬総額の範囲内でそれらの経営幹部の業績連動報酬にかかわる審議を行います。社経営の観点から当社にとって重要と考えられる専門性・経験を以下分野と定め、すべての分野について適切な知見を有することに加えて、当社として特に期待する分野を定めた上で候補者を選定しています。取締役および監査役の有する専門性・経験氏名属性役員人事委員会委員長役員人事委員新任新任社外/独立役員人事委員社外/独立役員人事委員社外/独立役員人事委員社外/独立役員人事委員Jin Song Montesano新任社外/独立 役員人事委員米 正剛社外/独立製造・技術・ 研究開発マーケティング・ 企業経営営業IT・ デジタルM&A人事・労務・ 人材開発法務・ コンプライアンスビリティコーポレートガバナンス

元のページ  ../index.html#74

このブックを見る