ヤマハ発動機 統合報告書2022
46/94

ヤマハ発動機グループサステナビリティ基本方針 当社グループは「感動創造企業」を企業目的に、社会や地球環境との調和を図りながら、製品やサービスを通じて世界の人々に喜びや驚き、高揚感、そして豊かさや幸福感を提供し続けていくことを目指しています。これを実現するために私たちは、人と人とのつながりから生まれる共感を新しい価値を生む原動力とし、適正な企業統治のもと、 社会から信頼される企業として、革新的で多様な製品やサービスを通じ、ヤマハらしい形で社会の課題解決と持続的発展に貢献していきます。また、取引先においても、この方針を支持し、それに基づいて行動することを要請します。• 私たちは、国際ルール・法令を遵守するとともに腐敗防止に取り組 サステナビリティ推進体制 社長執行役員が委員長を務め、役付執行役員が委員となる「サステナビリティ委員会」を設置し、サステナビリティを巡る課題およびリスク・コンプライアンスに係る課題への対応を協議・決定しています。 その下部委員会として、環境担当執行役員が委員長を務める「環境委員会」が、環境についての方針やビジョン、中・長期環境計画、投資やモニタリングを専門視点で審議・検討しています。 環境以外のサステナビリティ課題については、「サステナビリティ 推進会議」を設置するとともに、課題ごとに「リスク・コンプライアンス部会」「サステナビリティ部会」「グローバル・コンパクト部会」を組織し、それぞれの関連部門が部会メンバーとなって各課題への対応を行っています。44• 私たちは、人権を尊重し、差別をせず、いかなる形であれ児童労働・• 私たちは、ステークホルダーとの関係を大切にし、適時かつ適正なみ、公正・誠実に業務を遂行します。強制労働は行いません。情報開示を行います。誰もが安全・安心に使用できる高品質の製品やサービスを提供し、正しい使い方の教育・普及と使用環境づくりに努めます。従業員の健康・安全を企業成長の基盤と考え、労働環境の向上に努め、多様性を重視し、人材活躍推進に積極的に取り組みます。また、結社の自由、および団体交渉の権利を尊重します。国籍や規模にかかわらず広く門戸を開き、長期的視野で相互繁栄の実現に取り組みます。地球温暖化防止に向けた技術開発を進め、環境負荷の最小化に努めます。また、生物多様性の保全とその持続可能な利用に取り組みます。各国・地域の文化・慣習を尊重し、地域社会との調和に努めます。 向上を目指します。諮問/答申委員長:社長執行役員 委員:役付執行役員指示/上程 委員長:環境活動推進を管掌する執行役員委員:事業・部門の活動推進責任者メンバー:リスク主管部門長メンバー:サステナビリティ関連部門長メンバー:人権・労働・腐敗防止関連部門長指示/上程「感動創造企業」を目指した事業活動を通じて、社会の持続可能な発展に貢献することが、私たちに期待されているサステナビリティ(持続可能性への取り組み)と考えています。当社はサステナビリティを経営の柱に位置づけ、持続可能な社会の構築に向けて、取り組みを推進しています。お客さま従業員取引先地球環境地域社会株主・投資家相互対話に基づき、長期安定的な成長を通じた企業価値取締役会代表取締役社長 社長執行役員サステナビリティ委員会環境委員会サステナビリティ推進会議議長:サステナビリティ推進部長リスク・コンプライアンス部会サステナビリティ部会グローバル・コンパクト部会サステナビリティ

元のページ  ../index.html#46

このブックを見る