ヤマハ発動機 統合報告書2022
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FutureNext2024202320222021 基本的な考え方 グローバルな事業展開の中、進化・変化していく市場ニーズに機敏に対応できる組織体制づくりに加え、個人と会社が高い志を共有し、 事業の発展および個人の成長の実現に向けて協力し合うことで、 感動を創造し続けることができると考えています。「企業活動の原点は人」という基本認識のもと、社員同士が協調し、互いの異なる視点や価値観を取り入れることは不可欠であり、各人のスキルを高め、 多くの技術領域におけるスペシャリストを確保し、培った知見を先進国・新興国問わず活用していく、こういった取り組みの延長線上に、長期ビジョン「ART for Human Possibilities〜人はもっと幸せになれる〜」の実現があると当社は考えています。 新中期経営計画ではこの基本的な考え方に則り、社員エンゲージメントスコアをKPIとし、社員エンゲージメントの継続的なフォローアップを実施します。エンゲージメントスコア向上に向けた取り組みとして、ダイバーシティ&インクルージョンでは、働き方の選択肢を増やし、多様な人財が活躍する会社を目指します。世界各国にいるリーダー新中期経営計画期間のKPIダイバーシティ&インクルージョンヤマハブランドに集う多様な人財の活力を高めるグローバル共通のエンゲージメント指標を導入し、 社員エンゲージメントの継続的なフォローアップを実施コアポジション 現地化比率*1女性管理職比率*242(参考)本社エンゲージメントスコア*5605040*1 海外子会社のコアポジションに占めるローカル人財比率(2024年)*2 本社・海外子会社の管理職に占める女性比率(2024年)*3 2019年比*4 仕事の効率を高めオフタイムを豊かにすること*5 エンゲージメント指標に好意的な回答をしている社員の割合コアポジション現地化比率2021年の実績50.8%から、後継者管理の枠組みを強化して新中期経営計画のKPI達成を目指します。(%)70• グローバル・リージョナルのリーダーシップ研修の推進• 本社人事制度の刷新• キャリア採用の強化• オンライン・オンデマンド型の学習プラットフォーム• 社員のRev Up*4時間の向上2021年 59% 2024年 70%層の育成、本社人事制度の刷新、キャリア採用の強化などにより、多様な人財が集い、活躍できる環境を整えていきます。人財育成では、成長を望めば誰しも機会が与えられる仕組みの構築を目指します。また、仕事の効率を高め、オフタイムを豊かにする社員のRev Up時間を向上させるため、ワークライフバランスを考えた新しい働き方を推進します。Next:次期後継者の計画Future:将来後継者の計画企業目的である「感動創造企業」の実現のためには、人財の活力が重要です。そのために社員エンゲージメントを重要な指標として取り入れるとともに、エンゲージメントの向上に向けた取り組みとして、ダイバーシティ&インクルージョンと人財育成を進めます。働き方の選択肢を増やし、 多様な人財が活躍する会社を目指す2024年 55%2024年 13%成長を望めば誰しも機会が 与えられる仕組みの構築を目指す自己啓発講座受講者数 人財育成執行役員人事総務本部長橋本 満約5倍*3人財戦略社員エンゲージメントの向上

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