ヤマハ発動機 統合報告書2022
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事業ポートフォリオの方向性 2022年より売上高成長率とROICを用いて事業の位置づけを明確化・層別し、経営資源を適正に配分するポートフォリオマネジメントを実行します。 新規事業と成長事業を「戦略事業領域」として、将来の主力事業に育てるために戦略的に経営資源を配分します。コア事業はMC事業・売上高成長率高▼▼低低▼高7361,8116872019〜2021新規事業 P.26-27構造改革事業1,1502,2506002022〜2024ロボティクス事業*1規模拡大(売上高成長率)CAGR 2018〜2021年 14%2021〜2024年 19%安定したキャッシュの創出ROS 2019〜2021年 9.6%1.8倍1.4倍3.2倍成長事業 P.25コア事業 P.29、31、3345095060024※ 事業ポートフォリオマネジメントで位置づける既存事業の報告セグメント区分は次の通り。 *1 表面実装関連機器、半導体製造装置、産業用ロボット、産業用無人ヘリコプター・ドローン*2 ROSはコーポレート費用を含んでいない数値で算出2449735721852019〜2021ROIC1,4002022〜2024戦略事業領域にリソースを拡大 このポートフォリオマネジメントに基づき戦略事業領域のリソース投入を拡大し、前中期経営計画期間と比較して開発経費と成長戦略経費を1.6倍、設備投資額を1.8倍にする方針です。モビリティサービス/低速自動走行/医療・健康/農業自動化RV事業・マリン事業・ゴルフカー事業とし、現在のキャッシュの創出源として収益性の向上を目指し、重要KPIを営業利益率として3年平均で11%を目標とします。またこれらを支える金融サービス事業もコア事業に位置づけています。構造改革事業については、新中期経営計画期間内で規模・収益性の視点から方向性を見極めていく考えです。中長期戦略中期経営計画(2022〜2024年)開発経費・成長戦略経費計画(3年合計)将来のコア事業を生み出すための体制強化と売上高の創出中計期間内で方向性を見極める1.6倍1.2倍3,234億円新規事業領域モビリティ新領域事業化により売上高創出2024年 300億円発電機・汎用エンジン事業規模・収益性の視点で事業の方向性を見極める戦略事業領域コア事業その他4,000億円MC事業 RV事業 マリン事業 ゴルフカー事業ランドモビリティ事業:MC事業、RV事業、SPV事業 その他事業:ゴルフカー事業、発電機・汎用エンジン事業を含む1,789億円2022〜2024年 11%*2コア事業を支える金融サービス事業設備投資計画(3年合計)SPV事業2,800億円基盤改革次世代のキャッシュの創出源であり投資を増やし、規模拡大を目指す現在のキャッシュの創出源であり収益性の維持・向上を目指す戦略事業領域コア事業その他キャッシュの創出規模×収益性(売上高) (ROIC)戦略事業領域

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