ヤマハ発動機 統合報告書2022
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前中計期間のマテリアリティの実績値等、 マテリアリティについての詳細はWebサイトをご参照ください。https://global.yamaha-motor.com/jp/profile/csr/materiality-kpi/中期目標(2022〜2024年)21 また、ESG経営の指標となるマテリアリティKPIの実績は、担当役員の個人業績報酬の非財務評価の一部に、総合的な進■は代表取締役社長を含む全役員の全社業績報酬の一部になっています。生産活動から排出されるCO2(売上高原単位)を2010年比で80%削減する(2035年までにネットゼロになっている)電動化をはじめとする環境負荷の低いヤマハらしい製品開発・販売が推進されているボート製品のリサイクル性が高まっている漁業の持続可能性に寄与するソリューションを確立している全交通死亡事故に占める二輪車運転者の割合を低減する低速自動走行システムの導入によって交通弱者が減少している 人をもっと幸せにする新しいモビリティを提供できている二輪車を購入できない人でも生活水準の向上と、安定した収入の獲得が可能なサービスを提供できている製造・農業・医療の分野で新技術が事業化され、効率化が促進されている性別、出身国、原籍などの個人の属性によらない適材適所を実現し、多様な価値観を尊重しながら事業を推進している• 生産活動からのCO2排出量を2010年比で52%削減する• 省エネルギー設備・再生可能エネルギー設備を10カ国以上に展開する• ヤマハ発動機の国内事業所にCO2が排出されない方法で発電された電力を導入する• カーボンニュートラル燃料*を利用した、CO2を排出しない内燃機関の実証実験を行う• 新たに8機種以上の電動二輪車をグローバルに市場導入する• 2024年までに新たなマリン電動コンセプトモデルの試作評価を完了させる• 新たに6機種以上の電動アシスト自転車をグローバルに市場導入する* 水素、合成液体燃料、バイオ燃料など• FRP廃材リサイクル技術研究を進めて2024年までに実現技術を獲得する• FRPの素材を自然由来素材に切り替え、2024年量産モデルから順次導入する• 漁獲管理ソリューションについて、実証実験を経て、2024年にパイロット導入する• 2024年までに3カ所以上での実装に向け、限定された公道でのサービスカー自動運転技術を確立する• 2023年に新たな移動体験を提供するパーソナルモビリティを上市する• インド・ナイジェリアにモビリティをサービスとして提供する事業を開始する• 安全な移動・物流サービスを提供するスタートアップを支援し、基礎的サービスのアクセス向上に貢献する• 海外子会社経営幹部のローカルタレント比率を55%以上にする• グローバルモビリティ(国際間異動)を2024年末時点で10件程度実施している• グループ全体での女性管理職比率を2024年までに13%以上にする• 本社社員エンゲージメントスコアを70%以上にする技量• YRA受講者数を前中計3年間(22万人)の1.6倍に増やす技術• エアバッグ機能の技術研究・開発を進める• 事故回避のための周辺リスク警報システム(前方・後方・死角・車線逸脱)を開発し、2024年度内に市場導入する製造• 2022年に工場間自動搬送を事業化し、2024年までに海外でのビジネス展開を図る• 2023年までに人による繰り返し作業や高負担作業を支援、自動化する協働ロボットをグローバルに販売する農業• 農林水産省事業として機体とスマート農業が連携したシステムを販売する• 米国・豪州などで果樹農耕作業・育成状況監視の省人化技術・ビジネスを確立する医療• これまで以上に精度の高い細胞ハンドリング装置の新機種を販売する• 人それぞれに合った治療法を見出すための抗体検出サービスを提供する2030年に目指す姿

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