アフターコロナのニューノーマルを見据え、 DXの推進とOne to One マーケティングを強化 インドでは、アフターコロナのニューノーマルを見据え、顧客ごとに応じた適切なコミュニケーションが行えるよう、デジタルデータ活用やオンライン接点の場の提供を進めています。 具体的には、顧客データを活用したWeb広告やリードマーケティングによって従来の取り組みの精度をさらに高めるとともに、オンラインによる車両本体、用品・アクセサリーの販売システムを構築してい ます。Webサイトでは、顧客のエリアやオンライン上での行動履歴に応じて顧客情報を出し分ける機能を追加し、商品理解から来店までのオンライン上での導線を明確化することが可能になりました。新たなコンテンツとしてバーチャルショールームを設け、販売店さまの在庫状況をもとにした予約システムや顧客属性に応じた商品イメージ表示など、ニューノーマルへの対応を進めています。販売店さま同士がお互いの経験を共有し お互いから学び合うロシアでの実践活動ロシアでは、販売店さまとともに他の販売店さまを訪問しながら他店の良い点を学び、お客さまに良い体験をしていただくことを目指した「Yamaha University Bus」という活動を行っています。ブラジルの成功事例から学んだことを活かし、お客さまを中心に考えることを販売店さままで徹底しています。 2020年はコロナ禍の影響を受け、ロックダウンもあり厳しいビジネス状況となりましたが、そのような状況下でも、グローバルに展開されている“Teach and Learn”と同じ手法で販売店さま同士がお互いの経験を共有し、学び合いながら困難を乗り越えています。販売店さまの成功事例等を共有し、「The Global Yamaha Way in Marketing in Sales」に基づいた実践を行っています。 Message from Management下石 京子YMCIS（ロシア）社長インドでのデジタルマーケティング展開 デジタルを積極活用することで、一人ひとりの顧客の意向や状況に合ったコミュニケーションを行う商品理解 在庫確認① Webサイトリニューアル② オンライン販売 閲覧履歴をもとに当社側から積極アプローチエリア／行動履歴をもとに 表示する情報を出し分け予約 申し込み1回目 決済2回目 納車自宅にいながら、商品選択、商談がすべて可能WebYAMAHAサーバーYAMAHAYAMAHA47Yamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 2021
元のページ ../index.html#49