統合報告書2021年 日本語版(2020年12月期)| ヤマハ発動機
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Y-DX1:経営基盤改革 マネジメント基盤を刷新し、下記3つの目的を実現します。(1) 徹底的な「見える化」と「一元化」によって意思決定をスピードUPさせる(2) “間接業務”を効率化してリソースを成長領域にシフトする(3) “新しい情報”を活用して「お客さまを見える化」し、予知型経営を実現する 同時に、基幹業務プロセスとシステムの標準化により、シェアードサービス化を進め、 コーポレート業務の生産性と質の向上を図る。中長期計画取り組み分野2019-20212022-20242025-2027Y-DX3未来を創る探索・試行構築・実行拡大Y-DX2 今を強くする重点4領域基礎、DAP重点4領域応用・グローバル展開進化・アップデートY-DX1経営基盤改革グローバル連結DB、日本会計ERP主要拠点ERP全拠点ERP長期ビジョンの実現に向けて 「Yamaha Motor to the Next Stage」を掲げ、当社のDX戦略を推進しています。また、お客さまとつながることでヤマハ発動機のファンを増やし、ブランド価値の向上を目指しています。Yamaha Motor to the Next Stage 当社の強み・資産を活かしデジタル技術とデータを活用することで、リアルとデジタルの両輪でビジネスを成長させていきます。Y-DX1・Y-DX2・Y-DX3を同時並行かつリンクさせて進めることで、ビジネス基盤強化とともに、ヤマハ発動機のファンになっていただけるお客さまを増やし、ブランド価値を高めていきます。会計制管統一・予知型経営連携基盤・グローバルマスターシェアードサービス化経営シミュレーショングローバルPSI連結モデル採算調達会計・コーポレート業務プロセス・コード体系標準化生産物流販売サービス差別化プロセス標準化プロセス<ERP>グローバル層グローバル連結DB拠点層シェアードサービス経営ダッシュボード連結会計取り組み状況 グローバル連結DB国内25社、海外111社の経営情報の一元管理データベースと、経営ダッシュボードを準備しています。これにより経営指標や販売実績の商品軸・地域軸でのドリルダウン分析、主要商品の販売予測をベースとした予知型経営判断をスピーディに行うことができます。 グローバルERP導入ERPグローバル展開の第1フェーズとして、ヤマハ発動機本社へのSAP会計 モジュールの導入準備を進めています。並行して、グループ会社の業務標準化の核となる会計・販売物流・生産調達、各領域のグローバルテンプレートと なる業務システムの構築に向け、欧米子会社との検討を開始しました。Digital Transformation32持続的な成長に向けてYamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 2021

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