統合報告書2021年 日本語版(2020年12月期)| ヤマハ発動機
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重要な社会課題リスクと機会課題解決へのヤマハらしい取り組み2030年に目指す姿環境・ 資源<リスク>• 地球温暖化進行による 規制強化/売上減• コスト上昇による利益減• 企業イメージ悪化• 水質汚染による開発国の経済自立遅れ• 海洋汚染による漁業・ 海洋レジャーへの影響 <機会>• 既存モビリティのEV化拡大• 小型モビリティの需要増加気候変動への取り組み製品・生産活動から排出されるCO2を 25%削減(原単位 2010年比)電動化技術基盤の構築各国の電動化政策、バッテリー技術革新を注視しながら、 タイムリーに市場投入できるよう電動化開発を推進資源循環への取り組み• 安全な水を世界の人々に• 持続可能な海洋社会の実現• 環境問題の改善および 海洋資源の保全生産活動における廃棄物を18.7%削減(2010年比)安全な水供給への貢献を通じて村落開発の一助を担う海が抱える環境問題の改善海洋資源の保全交通 ・ 教育 ・ 産業<リスク>• 交通事故の拡大• 先進国の高齢者による事故の増大• 過疎地域での移動手段の減少<機会>• 開発国における人口や所得の 増加による二輪車需要の拡大 • 小型自動運転モビリティのニーズ拡大• 農業・漁業・工業の担い手の 高齢化や不足の補完• AI発達による自動化拡大• CASE・MaaSなどの モビリティへの新需要交通事故低減のための教育交通事故による死亡者数を低減させる低速モビリティサービスの提供・ 高齢者に対する 多様なモビリティの普及無人走行システムの販売国内免許返納高齢者の代替モビリティとして 電動アシスト自転車の定着確実なメンテナンスのための デジタルデバイスの搭載累計400万台への搭載(2024年目標)イノベーション<リスク>• 市場・ビジネス環境における 競争力低下 <機会>• 新たなモビリティによる経営牽引• ロボティクス技術を活用した 農業分野へのソリューション提供• イノベーション創出による 競争力の向上 新たなモビリティの開発新たなモビリティを発売し、 経営を牽引するモデルが存在している自律化による単純労働からの 解放・経済成長の促進生産効率向上工場まるごと最適化農業と物流のソリューション・プロバイダーロボティクス技術を活用した 農業分野へのソリューション提供数種類の作物における農耕作業の無人化の実現人材活躍推進<リスク>• 先進国の少子高齢化による労働力不足• 仕入れ先・お取引先の不公正労働<機会>• ダイバーシティ・インクルージョンの 促進による新たな能力の獲得• 各国の多様で優秀な人材の 採用による活力向上ダイバーシティ&インクルージョン人材のグローバル化女性社員活躍のトップランナー重要な社会課題(マテリアリティ)目標値と進捗20持続的な成長に向けてYamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 2021

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