ヤマハ発動機 統合報告書2020
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「挑戦するこころ」を体現する ヤマハ発動機ジュビロラグビーはスポーツに情熱を持つ企業文化の中で、「経営に活きる スポーツ」「社員のモチベーション向上につながるスポーツ」として位置付けられています。 ヤマハ発動機ジュビロは1982年に「ヤマハ発動機ラグビー同好会」としてスタートし、幾多の困難を乗り越えながら2002年に関西Aリーグ優勝、2003年よりトップリーグ参戦、2014年にはトップリーグ準優勝・日本選手権初優勝を果たしました。その後もつねにトップ争いを繰り広げる活躍を続けています。 トップリーグの他チームとの企業規模の差はありながらも、選手の潜在能力を見極め、突出した能力を持つ選手同士を掛け合わせてそれぞれの長所を活かすラグビー戦術と、ローカルという地理的な特徴も活かした地域密着の活動によって築き上げた、グループ社員や地域社会の人々、ファンの方々との強固なつながり・大きな声援が、挑戦を続けるヤマハ発動機ジュビロの強みとなっています。学校訪問によるラグビー授業ラグビーやタグラグビーを通して児童・生徒たちにスポーツの楽しさや、夢や目標を持つことの大切さを伝えることを目的として、本社がある静岡県磐田市内・近隣地域の学校を対象としたプログラムを展開しています。2019年は静岡県のRWC(ラグビーワールドカップ)レガシー事業への協力として、県内72校の小中学校に選手が訪問し、 ラグビーの魅力を伝えました。子どもたちとの交流は活力となり、選手自身の成長にもつながっています。ラグビースクール運営2020年で19年目を迎えるトップリーグチーム唯一の直轄で運営に携わるスクール活動です。実際にトップチームが活動するグラウンドで子どもから大人まで約300名が活動し、ラグビー部のOB・現役選手、地元のクラブチーム員などがコーチとして指導を行っています。普及・地域貢献活動ヤマハ発動機のスポーツ活動創成期から途切れることなく続くレースやセーリング活動、そして公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団の活動など幅広い スポーツへの参加と振興は、「世界の人々と感動を共有する」ことを目指す当社が長期的に取り組んでいる代表的な企業活動の一つです。 中でも、当社が企業スポーツとして取り組むラグビーは、スポーツに情熱を持つ企業文化を強く表しており、その活動は地域社会への貢献にとどまらず、社内の一体感の醸成や企業価値の向上に大きく寄与しています。50競争力を生み出す基盤Yamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 2020

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