ヤマハ発動機 統合報告書2020
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「ゲンバのチカラ」のこれまでの連載を一冊にまとめた社内報の号外版が、ウィズワークス株式会社が主催する社内報の全国規模のコンクールである「社内報アワード2019」の「特別部門」でゴールド賞を受賞しました。企画やテーマの取り上げ方、また、文章、デザインの完成度の高さが受賞につながりました。 なお、同冊子は、当社の採用活動にも利用されており、就職活動を行っている学生の皆様からも「会社に興味が湧いた」「思わず手に取って読んだ」「働くイメージが湧いた」といった高い評価を得ています。「社内報アワード2019」の 「特別部門」でゴールド賞を受賞外部評価 製造現場のリアルな姿を伝える 「ゲンバのチカラ」インターナルコミュニケーションツールの充実製造職は、業務でインターネットを使用しないため、イントラネットの情報を目にすることができません。また、社内報の紙面には限りがあり、伝えられる情報量が絞られます。そこで、工場内や食堂にデジタルサイネージを設置し、そこに世界各地のグループ会社の情報や新商品情報、経営方針関連動画等を流すことにより、日常動線上で社内情報に自然に触れる環境づくりを行ってきました。現在では、製造現場で9割以上の従業員から高評価を獲得するとともに、他の職場からの要望を受けて、全社的に設置を進めています。また、海外従業員向けの社内コミュニケーションの強化にも取り組み、英語を共通言語としたイントラネットを通じて、主要拠点にいる通信員から寄稿される トピックス中心に、社長のブログや各種動画を随時更新しています。2019年は、通信員とのグローバルミーティングを実施し、各国の社内コミュニケーション状況や好事例の情報交換を行いました。Web版グループ報「Revs+」動画配信「Revs+TV」Message from Management今回受賞した企画については、製造の最前線で働いている従業員のモチベーションを上げるため、各々の仕事に対する想いや誇り、日々地道に努力する姿にフォーカスし、当社らしさを見出していきました。これが従業員の皆さんから好意的に受け入れられただけでなく、ご家族や就職活動をしている方々などにも共感を覚えていただき、かつ客観的な審査で高い評価をいただけたことは大きな励みになりました。 これからも、従業員同士、部門間、普段の仕事では接点の少ない関係をコミュニケーションでつなげる役割を果たしていきたいと思います。倉辺 祐子企画・財務本部 コーポレートコミュニケーション部 インターナルコミュニケーショングループリーダー49Yamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 2020

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