人材グローバルな視野に立ち、個人と会社が「高い志を共有し、研鑽し合い、協力し合い、喜びを分かち合う」組織体制を目指して、多様性を尊重する職場づくりを進めています。基本的な考え方 当社は「企業活動の原点は人」という基本認識のもと、新しい感動を創造していくためには、異なる経験、スキル、属性を反映した多様な視点や価値観が重要と考えています。そのために全世界共通の幹部社員育成プログラムの開発・運用、競争力のある人材を育成・登用 するためのグローバル人事制度の導入、グローバルな経験・見識を活かす組織づくりに努めています。人材育成 世界規模で事業を展開する中、当社では人材育成の軸を「自立・高度化」「チームワーク」「グローバル」と定め、各対象に向けた人材育成プログラムを実施しています。 階層に応じた研修だけでなく、機能面での専門スキルを磨く研修、世界で活躍できる人材を目指す入社4年目海外現場体験や海外トレーニーなどの制度、チーム力を高めて組織としてのパフォーマンスを高めるコーチング研修があり、2019年に社員の能力開発に費やされた1人当たりの研修時間(延べ研修時間/ヤマハ発動機社員数)は11.3時間*でした。* コンプライアンス教育・安全衛生等、法令に関する研修や新入社員研修を除く。グローバルタレントの育成グローバルな舞台での経験や未来に向けた知識をさらに提供すべく、少数精鋭の育成プログラム「GEP(Global Executive Program)」や、多様性に富んだ環境のもとで行う未来の幹部社員のための研修プログラム「YBS-G(Yamaha Business School Global)」を設けています。国籍や原籍を問わず、優秀な人材の経営幹部への登用を促進し、海外子会社の経営幹部層についてはローカルタレントの割合を6割に引き上げることを目指しています。セルフバリューデザイン階層別自立化・高度化チームワークグローバル選抜基幹職人材育成計画(キャリアサーベイ)ヤマハフレックススクール(通信教育)語学自己啓発講座財務・経理・パソコン研修セルフバリューデザイン研修(SVD) セルフバリューチャレンジ(SVC社内公募)関係会社 新任役員研修機能別専門スキルコーチング研修海外赴任前研修グローバルエグゼクティブプログラム(GEP)新任部長研修マーケティング(マーケティング&セールス委員会)管理(管理系人材育成プログラム事務局)技術(技術人材育成部会)製造(テクニカルトレーニングセンター)ヤマハビジネス スクールグローバル(YBS-G)新任基幹職研修一般職新任監督職研修 主務チーム マネジメント研修 海外留学主事チーム リーダーシップ研修国内実務研修海外トレーニー入社4年目海外現場体験ヤマハビジネススクール事務職 スキルアップ研修新入社員研修ヤマハ発動機の人材育成プログラム46競争力を生み出す基盤Yamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 2020
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