長期ビジョンと中期経営計画2019年を初年度とする3カ年中期経営計画は、長期ビジョン「ART for Human Possibilities」の実現に向けた当社の変革を進める最初の3年間と位置付けています。 激しい外部環境の変化や、今後さらに人々の価値観が多様化する中で、当社の持つ歴史的価値観を基盤とし、社会課題の解決に貢献するとともに当社が持続的に成長していくため、事業基盤・経営基盤の刷新や、新規事業開発を軸とした成長戦略を推進しています。中期経営計画基本方針 事業基盤・経営基盤の刷新と、新規事業の開発を推進財務戦略 既存事業の稼ぐ力を維持しながら、 キャッシュ・フローの範囲内で 成長投資と株主還元のバランスを取る主要事業の中期重点テーマ ランドモビリティ事業 モビリティ新時代化に対応する 事業基盤構築• 現能力の刷新 製造・販売機能の効率化• アジャイル経営 マネジメントシステムによる 判断スピードの向上• 新領域へのシフト 顕在化しつつある モビリティ新経済圏への参画マリン事業高収益体質の強化と 持続的成長基盤の確立• マリン長期ビジョン 信頼性と豊かなマリンライフ、 海の価値をさらに高める事業へ• 船外機グローバル生産レイアウト 生産能力とフレキシビリティの向上• 総合マリンビジネス戦略の拡がり システムサプライヤーとして進化• 商品開発戦略 魅力ある商品・サービスの提供ロボティクス事業 事業規模・事業領域の拡大と 収益力の強化• 成長戦略 工場まるごと最適化、 物流、農業、医療• 事業基盤強化 内製技術強化、体制強化2021年定量目標 自己資本比率49.9%ROE(3年平均)15%程度連結売上高2兆円連結営業利益1,800億円連結営業利益率9.0%事業別の進捗状況については、 P.70~75をご参照ください。詳細および進捗については、P.30~31をご参照ください。※ 上記目標については新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、修正する可能性があります。26持続的な成長に向けてYamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 2020
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