YAMAHA INTEGRATED REPORT 2018
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有利子負債キャッシュ・フローの状況2018年のキャッシュ・フローの概況につきましては、営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益1,369億円(前期:1,523億円)や減価償却費464億円(同:455億円)などの収入に対して、たな卸資産の増加366億円(同:112億円の増加)、売上債権及び販売金融債権の増加額合わせて350億円(同:503億円の増加)、仕入債務の減少83億円(同:104億円の増加)などの支出により、589億円の収入(同:1,263億円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出540億円(前期:644億円)などにより、483億円の支出(前期:532億円の支出)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払や借入金の返済などにより、264億円のマイナス(前期:528億円のマイナス)となりました。これらの結果、当期のフリー・キャッシュ・フローは106億円のプラス(前期:731億円のプラス)、当期末の有利子負債は3,567億円(前期末比:32億円の増加)、現金及び現金同等物は1,382億円(同:175億円の減少)となりました。なお、有利子負債には販売金融に係る借入金が2,628億円(同:141億円の増加)含まれています。資金需要当社グループにおける主な資金需要は、製品製造のための材料・部品等の購入費、製造費用、製品・商品の仕入、販売費及び一般管理費、運転資金及び設備投資資金です。配当金当社は、株主の皆様の利益向上を重要な経営課題と位置付け、企業価値の向上に努めております。配当につきましては、「安定的財務基盤を維持・強化し、新しい成長投資・株主還元を増やす」ことを主眼に、親会社株主に帰属する当期純利益の30%を配当性向の目安としております。また、当社は、中間配当と期末配当を行うことを基本としており、配当の決定機関は、中間配当については取締役会、期末配当については株主総会としています。また、中間配当は毎年6月30日、期末配当は12月31日を配当の基準日とし総資産回転率(回)1.21.21.21.21.12014201520162017201840441036487.868.283.62014201520162017201835356.835754.3有利子負債及び有利子負債自己資本比率(十億円)(%)1株当たり純資産及び自己資本比率注1(円)(%)1株当たり純資産1,3171,4051,53037.640.535.1201420152016201720181,78344.01,88345.9自己資本比率(%)有利子負債自己資本比率(%)Yamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 201883

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