YAMAHA INTEGRATED REPORT 2018
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ネットワークやモバイルデバイスの普及、それらに伴うお客さまの行動様式の変化、あらゆるものがインターネットにつながるIoT(Internet of Things)やAI等のデジタル技術の進展により、ビジネス環境も大きく変化しています。新たな競争環境への対応と同時に、それらをチャンスととらえ、デジタル技術とデータ活用によるカスタマーエクスペリエンスの向上、そして売上・利益に貢献すべく、下記のような取り組みを行っていきます。IoTやデジタル活用の進展とともに、企業システムやクライアント端末におけるサイバーセキュリティに加え、工場設備や、ヤマハ発動機が提供するさまざまな製品やサービスに対するサイバーセキュリティ対策も重要度が増しています。ヤマハ発動機グループではITとOT(Operational Technology)、そして製品を含めたサイバーセキュリティ対策組織を整え、着実に対応を進めていきます。ヤマハ発動機グループは情報子会社であるヤマハモーターソリューショングループ(日、中、印)、各拠点のIT部門、および契約社員を含め、グローバル約1,800名のITリソースを保有しています。これらのITリソースを機動的に活用し、また外部パートナーとも適切に連携しながらヤマハ発動機グループグローバルでデジタルトランスフォーメーションを推進していきます。デジタル技術とデータ活用による新たな価値提供、売上・利益への貢献サイバーセキュリティへの取り組みグローバル連結ITリソースの機動的活用とグローバルITガバナンス・ 製品のネットワークコネクテッド化とデータ活用によるお客さまへの新たな価値提供・ オムニチャネルによるデジタルマーケティング・ スマートオペレーション・ データ分析のCenter of Excellence 機能構築製品のコネクテッド化を支えるIT基盤包括的デジタルマーケティングデータサイエンティスト育成Web訪問来店購入サービスClient ApplicationIoT Application PlatformLTE NetworkMQTTIoTG/WDataStoreIoTDB IoT Device / Telecom NetworkIoT Data PlatformAPIOperation SystemsApplicationDBCustomersDealersYamaha新規WEB顧客見込み顧客Pre/In/Post統合マーケティング顧客Post-Store代替離脱率の低減Pre-Store送客率の向上In-Store成約率の向上Yamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 201847

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