YAMAHA INTEGRATED REPORT 2018
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機会リスク ‌国内の人手不足や新興国の人件費上昇による、自動化ニーズの拡大 ‌IoT、CASEなどの新領域の発展に合わせたより高度な自動化の進行 ‌世界情勢の変化による需要の悪化 ‌新興勢力の市場参入による競争激化ロボティクス事業事業戦略幅広い顧客基盤を持つ既存市場では、ソリューションの強化により、お客さまへの提供価値を拡大。既存市場においては、プラットフォーム戦略によってハード・ソフトの共通化を推進するとともに、設備性能に磨きをかけることで、ものづくりの強化とともに、お客さまの設備維持コストの低減、作業の共通化、コストパフォーマンス向上に貢献し、ビジネス規模の拡大と収益力の強化を図っていきます。幅広い顧客基盤を持つ表面実装機(SMT)事業では、車載分野を中心に「変種変量生産」、「品質・トレーサビリティの担保」といった、お客さま現場で鍛えられた強みを提供するとともに、新たな成長が期待できる表面実装機周辺事業の拡大に注力します。また、市場の伸びが大きく適用範囲も広い産業用ロボット(FA)事業では、協働ロボットを含めたバリエーション強化を図り、SMT事業同様トータルソリューションを提供します。さらに、M2M連携、遠隔支援、自律制御などの機能を組み入れ、工場全体の最適化に貢献します。新中期経営計画における重点取り組みロボティクスの研究開発および生産体制の強化を進め、ものづくり、農業、医療研究などの分野で省人化・ 自律化に貢献します。執行役員ソリューション事業本部長太田 裕之製品・サービス新規既存ソリューション強化既存新規市場・顧客• 内製技術事業基盤強化• 体制工場まるごと最適化新規事業領域挑戦新分野自動化• バリエーション強化(協働ロボ)• M2M連携、遠隔支援• 自律制御• PF戦略• 車載向け拡大• SMT周辺事業拡大• コア技術との融合• 物流(ドローン・無人ヘリ・UGV)• 精密農業• 医療分野省人化・自律化Yamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 201836

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