YAMAHA INTEGRATED REPORT 2018
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あり、人が奏でたり操ったりしながら、成長とともに喜びが増えていきます。私たちはこれまでも、ART of Engineering、エンジニアリングは芸術であるという考えを大切に、二輪車をはじめとするランドモビリティから船外機やボートなどのマリンへと事業の領域を拡げながら、人間の感性に訴えるモノづくりに取り組んできました。これからも、常に人間を中心に考え、人間の可能性を拡げるモノづくり企業として、当社らしい成長を図っていきたいと考えています。3つの注力領域での取り組み①Transforming Mobility―変革するモビリティ私たちは、電動アシスト自転車PASで培った電動化技術や、バイクを操縦するロボットMOTOBOTの制御技術、LMW(Leaning Multi Wheel)の安心快適と楽しさを両立する技術などに、CASE(Connected・Autonomous・Shared & service・Electric)といった新領域の技術を組み合わせることで、ヤマハらしい製品で社会課題の解決に貢献していきます。例えば、「転ばないバイク」でより多くの方々に二輪車の爽快感を拡げることや、パワートレインの電動化による温室効果ガスの排出抑制、自動運転技術の開発推進による社会のラストワンマイルを担うインフラ提供に貢献することが可能になると考えています。3つの注力領域と成長戦略同志との共創で拡げる技術の組合せで拡げる システムサプライヤー 電動化 シェアリング 農業 医療 自動運転継続的かつ着実な成長+Inorganicな成長ロボティクス活用 基盤としての知的技術Advancing Robotics新規技術既存技術既存市場新規市場Rethinking Solutionヤマハらしいソリューションファンド・M&Aで拡げるInorganicな成長Transforming Mobility変革するモビリティYamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 201823

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