YAMAHA INTEGRATED REPORT 2018
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ART for Human Possibilitiesを旗印に、2030年に向けた変革を進めていきます。ヤマハ発動機は、2030年に向けた新たな長期ビジョンを策定しました。当社は、普遍的な企業目的「感動創造企業」のもと、技術と感性で新たな価値を生み出すことを伝統、強み、誇りとして成長を続けてきました。私たちは、今後も変わることなく、ヤマハのブランドを輝かせ、ブランド価値を高める活動を続けていきます。一方、ITやAI技術の進化により、世界はこれまでにないスピードで変化しています。人々の価値観はますます多様化し、地球環境や社会を取り巻く課題も複雑化していくでしょう。また、パリ協定やSDGs(持続可能な開発目標)の目標達成に向けて、長期的視点に立った世界的な取り組みも進められています。こういった事業環境の中で、私たちは、培ってきた技術と感性を適用しながら、ヤマハらしい感動を創造することで社会の課題を解決し、持続的な成長を図っていきます。その想いを込めた言葉が「ART for Human Possibilities」です。「ART」は、2030年に向けた3つの注力領域の頭文字を表現したものです。私たちはロボティックスを活用し(Advancing Robotics)、社会課題にヤマハらしく取り組み(Rethinking Solution)、モビリティに変革をもたらす(Transforming Mobility)ことで、人間の可能性を拡げ、より良い社会と生活の実現を目指します。ヤマハ発動機は、楽器・オーディオ製品などのヤマハ株式会社から二輪車部門が独立して1955年に創業した会社です。楽器も二輪車も人間の感性に訴えるもので社長メッセージ2030年までの長期ビジョンを策定ART for Human PossibilitiesAdvancingRoboticsRethinkingSolutionTransformingMobility私たちはロボティクスを活用し(Advancing Robotics)社会課題にヤマハらしく取り組み (Rethinking Solution)モビリティに変革をもたらすことで(Transforming Mobility)人々の可能性を拡げ、より良い生活と社会の実現を目指します。Yamaha Motor Co., Ltd. Integrated Report 201822

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